特許
J-GLOBAL ID:201603013197222781

車両のブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-515667
特許番号:特許第6037002号
出願日: 2013年05月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ドライバによるブレーキペダルの操作に応じて液圧を発生させるマスタシリンダと、所定の動力の駆動により液圧を発生させて前記ブレーキペダルの操作に応じて調圧した液圧を供給する動力式液圧源と、前記マスタシリンダ及び前記動力式液圧源の上流側にて連通して作動液を貯留するリザーバと、前記マスタシリンダ及び前記動力式液圧源の下流側にて車両の各車輪に制動力を与えるホイールシリンダと、複数の開閉弁及びポンプを備えた液圧制御弁機構であって、前記マスタシリンダ及び前記動力式液圧源と前記ホイールシリンダとの間に設けられていて前記開閉弁及び前記ポンプの作動により前記ホイールシリンダの液圧を個別に制御する液圧制御弁機構と、少なくとも前記動力式液圧源及び前記液圧制御弁機構の作動を制御する制御手段とを備えた車両のブレーキ装置であって、 前記マスタシリンダと前記液圧制御弁機構とを接続する接続通路に対して、前記ブレーキペダルの操作時に前記制御手段によって前記マスタシリンダから前記液圧制御弁機構への作動液の流通を遮断する閉弁状態に切り替えられ、前記ブレーキペダルの非操作時に前記制御手段によって前記マスタシリンダから前記液圧制御弁機構への作動液の流通を許容する開弁状態に切り替えられる遮断弁が設けられており、 前記液圧制御弁機構から前記遮断弁を迂回して前記リザーバに連通する迂回通路であって、前記リザーバ側から前記液圧制御弁機構側への一方向への流通のみを許容する一方向弁を有する迂回通路を設けた車両のブレーキ装置において、 前記マスタシリンダは、前記ブレーキペダルの操作に連動する加圧ピストンによって前記作動液を加圧する加圧室と前記加圧ピストンによって形成されて前記作動液を大気圧に維持する大気圧室とを有するものであり、 前記接続通路は、前記ブレーキペダルの非操作時に前記リザーバと連通する前記マスタシリンダの前記加圧室に接続されており、 前記迂回通路は、前記ブレーキペダルの操作時及び非操作時に拘わらず、前記ポンプが前記マスタシリンダの前記大気圧室を介して前記リザーバから前記作動液を吸入できるように前記マスタシリンダの前記大気圧室に接続されている、ことを特徴とする車両のブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 8/48 ( 200 6.01) ,  B60T 8/17 ( 200 6.01) ,  B60T 13/122 ( 200 6.01)
FI (3件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/17 B ,  B60T 13/122 A
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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