特許
J-GLOBAL ID:201603013419649983

光走査装置及びこれを用いた画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  平田 晴洋
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-158943
公開番号(公開出願番号):特開2015-031718
特許番号:特許第6031418号
出願日: 2013年07月31日
公開日(公表日): 2015年02月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 温度により波長が変化する光線を発する光源と、 前記光源から発せられる光線を偏向すると共に、被走査面を含む所定の走査可能幅の範囲を前記光線で走査させ、前記走査可能幅の範囲内に設定される有効走査幅内に走査ラインを書き込ませる偏向体と、 光路上において前記偏向体と前記被走査面との間に配置され、前記光線を前記被走査面に結像させる走査レンズと、 前記走査レンズを通過し且つ前記走査可能幅の範囲に向かう光線のうち、前記走査ラインの走査開始側における前記有効走査幅の範囲外の光線を検出する同期センサーと、 光路上において前記走査レンズと前記同期センサーとの間に配置され、前記光線を前記同期センサーに結像させるセンサーレンズと、 前記光源、前記偏向体、前記走査レンズ、前記同期センサー及び前記センサーレンズを収容するハウジングと、 前記光源の発光動作を制御する制御部であって、前記同期センサーが前記光線を検出したタイミングに一定時間を加算したタイミングで、前記走査ラインの書き込みを開始させる制御部と、を備え、 前記センサーレンズは、透明な平板基材と、該平板基材に設けられ前記光線を前記走査ラインの下流側方向へ屈曲させる回折格子とを有し、前記結像の機能は前記回折格子の集光機能によって達成され、該回折格子による前記光線の屈曲度合いは温度により変化し、 前記光源が発する光線は、温度上昇によって波長が長くなり、 前記走査レンズは、前記光路上において間隔をおいて配置された第1走査レンズと第2走査レンズとを含み、これら第1、第2走査レンズの双方が主走査方向のレンズパワーを有すると共に温度上昇によってレンズパワーが低下するものであって、これにより前記有効走査幅が走査方向の上流側及び下流側共、走査幅中心から外側に広がることが可能な状態で前記ハウジングに配置されており、前記第1、第2走査レンズの双方を通過した光線が前記センサーレンズを通して前記同期センサーに入射するよう構成され、 前記回折格子は、前記レンズパワーの低下に伴う前記有効走査幅の拡張分を、前記走査ラインの走査開始側と走査終了側とに均等に振り分ける格子構造を備える、光走査装置。
IPC (3件):
G02B 26/10 ( 200 6.01) ,  B41J 2/47 ( 200 6.01) ,  H04N 1/113 ( 200 6.01)
FI (4件):
G02B 26/10 A ,  G02B 26/10 E ,  B41J 2/47 101 M ,  H04N 1/04 104 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
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