特許
J-GLOBAL ID:201603014653034190

熱伝導性ペーストの製造と製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-126696
公開番号(公開出願番号):特開2015-229772
出願日: 2014年06月03日
公開日(公表日): 2015年12月21日
要約:
【課題】 第一に、熱伝導を担う物質が連続構造を形成する。第二に、金属に近い熱伝導性と優れた絶縁性とが安価な製法で付与される。第三に、極めて軽量で厚みがごく薄い部材で熱伝導性が付与される。これらの要件を兼備して部品ないしは基材に熱伝導性が付与される。【解決策】 熱分解によって金属に近い熱伝導性と優れた絶縁性を兼備する金属酸化物を析出する有機金属化合物をアルコールに分散し、この分散液に、有機金属化合物の熱分解温度より沸点が低い有機化合物を混合して、熱伝導性ペーストを製造する。この熱伝導性ペーストを部品ないしは基材の表面に塗布ないしは印刷して熱処理し、金属酸化物微粒子の集まりからなる膜状体を部品ないしは基材の表面に形成することによって、部品ないしは基材の表面を金属に近い熱伝導性で電気絶縁性の性質とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
熱伝導性ペーストを部品ないしは基材の表面に塗布ないしは印刷し、該部品ないしは該基材を熱処理すると、熱伝導性と電気絶縁性との性質を兼備する膜状物質が、前記部品の表面ないしは前記基材の表面に形成される熱伝導性ペーストの製造は、 熱分解によって熱伝導性と電気絶縁性との性質を兼備する金属酸化物が析出する有機金属化合物を、アルコールに分散してアルコール分散液を作成し、前記アルコールに溶解ないしは混和する第一の性質と、前記アルコールに溶解した溶解液ないしは前記アルコールに混和した混和液は、前記アルコールより高い粘度を有する第二の性質と、沸点が前記有機金属化合物の熱分解温度より低い第三の性質とからなる3つの性質を兼備する有機化合物を、前記アルコール分散液に混合して熱伝導性ペーストを製造することを特徴とする、熱伝導性ペーストの製造。
IPC (9件):
C09K 5/08 ,  C08F 2/44 ,  C08F 292/00 ,  C09J 5/00 ,  C09J 1/00 ,  C09J 11/06 ,  C09J 11/08 ,  H01B 1/20 ,  H01B 13/00
FI (9件):
C09K5/00 E ,  C08F2/44 A ,  C08F292/00 ,  C09J5/00 ,  C09J1/00 ,  C09J11/06 ,  C09J11/08 ,  H01B1/20 A ,  H01B13/00 503Z
Fターム (39件):
4J011PA07 ,  4J011PB22 ,  4J011PB40 ,  4J011PC02 ,  4J026AC00 ,  4J026BA18 ,  4J026BA27 ,  4J026GA08 ,  4J040AA011 ,  4J040EL03 ,  4J040FA042 ,  4J040FA082 ,  4J040FA132 ,  4J040HA151 ,  4J040HA211 ,  4J040HA221 ,  4J040HA251 ,  4J040HB07 ,  4J040HB10 ,  4J040HB23 ,  4J040JA02 ,  4J040JB11 ,  4J040KA23 ,  4J040LA06 ,  4J040LA08 ,  4J040LA09 ,  4J040MA02 ,  4J040MA10 ,  4J040PA24 ,  4J040PA30 ,  4J040PA33 ,  5G301DA04 ,  5G301DA23 ,  5G301DA28 ,  5G301DA42 ,  5G301DD01 ,  5G301DE01 ,  5G307BA01 ,  5G323AA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る