特許

J-GLOBAL ID：201603015319134261

電気化学測定用の金ナノ粒子含有カーボン薄膜電極及び当該電極を用いたヒ素イオンの電気化学検出法

発明者： 加藤 大 ,  加藤 大喜 ,  鎌田 智之 ,  柳澤 博幸 ,  丹羽 修
出願人/特許権者： 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-195454
公開番号（公開出願番号）：特開2016-065815
出願日： 2014年09月25日
公開日（公表日）： 2016年04月28日
要約：

【課題】 電極として十分な導電性を有し、なおかつヒ素に対して優れた電極触媒活性を有する金ナノ粒子含有カーボン薄膜電極、及び、その簡便な製造方法を提供すること。【解決手段】 測定対象溶液中でヒ素イオンを還元堆積および酸化溶出に基づく電極反応により検出するための電気化学測定用カーボン薄膜電極であって、電気化学測定用カーボン薄膜電極は、炭素間の結合様式についてsp2結合とsp3結合とが混在する微結晶ドメインより構成されており、これによりグラファイトカーボン電極およびグラッシーカーボン電極よりも広い範囲の電位窓を有し、かつ、金ナノ粒子を均一に含有することを特徴とする。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

測定対象溶液中でヒ素イオンを還元堆積および酸化溶出に基づく電極反応により検出するための電気化学測定用カーボン薄膜電極であって、 前記電気化学測定用カーボン薄膜電極は、炭素間の結合様式についてsp2結合とsp3結合とが混在する微結晶ドメインより構成されており、これによりグラファイトカーボン電極およびグラッシーカーボン電極よりも広い範囲の電位窓を有し、かつ、 金ナノ粒子を均一に含有することを特徴とする電気化学測定用カーボン薄膜電極。

IPC (2件)：

G01N 27/30 ,  G01N 27/48

FI (2件)：

G01N27/30 B ,  G01N27/48 301

引用特許：

審査官引用 (4件)

• ホウ素ドープ導電性ダイヤモンド電極を用いた電気化学的分析方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-054284   出願人：学校法人慶應義塾
• 電気化学測定用カーボン電極及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2012-069653   出願人：独立行政法人産業技術総合研究所, 株式会社ユニバーサルシステムズ
• 電気化学測定用炭素電極及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-277406   出願人：独立行政法人産業技術総合研究所, 学校法人慶應義塾, エヌ・ティ・ティ・アフティ株式会社
• ナノ金属微粒子含有炭素薄膜電極及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-314980   出願人：日本電信電話株式会社, エヌ・ティ・ティ・アフティ株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

• 金属ドープECRスパッタナノカーボン薄膜電極を用いた糖類の電気化学測定