特許
J-GLOBAL ID:201603015530673748
金属材の錆腐食部の補修方法及び金属材の錆腐食部の補修構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 誠
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-006709
特許番号:特許第5985092号
出願日: 2016年01月17日
要約:
【課題】錆腐食部を有する金属材、特に鉄鋼材の補修施工後において錆発生を長期間防止し、もって補修作業費を軽減できる金属材の錆腐食部の補修構造及び補修構造を提供する。
【解決手段】本発明は、特に、鉄鋼材11の錆腐食部12に形成された錆を除去し、錆を除去した錆腐食部領域に不動態皮膜層30を形成し、この不動態皮膜層30に対して、錆腐食部の形態に応じて、光硬化性のプライマー、パテ剤、シートを適宜組み合わせて、短時間でプライマーの硬化層40a、パテ剤の硬化層60a、シート材の硬化層50aを形成する金属材の錆腐食部の補修構造及びその補修構造である。
【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 金属材の錆腐食部の補修方法であって、
前記錆腐食部が金属材の一方の面とこの一方の面に対向する他方の面との間に錆に起因する透孔を有しており、
前記錆腐食部に形成された錆を除去する第1の工程と、
錆を除去した領域に不動態皮膜層を形成する第2の工程と、
少なくとも不動態皮膜層を形成した領域に光硬化型樹脂のプライマーを塗布する第3の工程と、
前記プライマーが乾燥する前に、透孔形成箇所の一方の面の開口を塞ぐように光硬化型樹脂のシート材を貼付ける第4の工程と、
前記プライマー及びシート材に硬化用の光を照射して、プライマー硬化層及びシート材硬化層を形成する第5の工程と、
前記透孔形成箇所に光硬化型樹脂のパテ剤を埋込塗布する第6の工程と、
前記埋込塗布されたパテ剤に硬化用の光を照射して、パテ剤硬化層を形成する第7の工程と、
を備えた金属材の錆腐食部の補修方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
審査官引用 (5件)
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鋼構造物またはコンクリート鋼構造物の防食方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-005144
出願人:JFEエンジニアリング株式会社, 昭和高分子株式会社
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塗料組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-178873
出願人:安田謙一, 後藤玉之, 平良一夫
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電気機器の外箱錆補修工法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-185833
出願人:東京電力株式会社
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特開昭56-092906
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配管漏洩の補修方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-254533
出願人:JFEスチール株式会社, スリーボンドユニコム株式会社
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