特許
J-GLOBAL ID:201603016969896669

予混合圧縮着火式エンジンの始動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  佐藤 興
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-100193
公開番号(公開出願番号):特開2014-218970
特許番号:特許第5991263号
出願日: 2013年05月10日
公開日(公表日): 2014年11月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の気筒と、各気筒に往復動可能に設けられたピストンと、ピストンの往復動に連動して回転するクランク軸と、クランク軸を強制的に回転させるスタータモータと、各気筒に燃料を噴射するインジェクタと、気筒から排出された排気ガス中の有害成分を浄化する触媒とを備えるとともに、圧縮上死点よりも前に上記インジェクタから気筒内に噴射された燃料を空気と混合しつつ上記ピストンの圧縮により自着火させる予混合圧縮着火燃焼が可能な車両搭載エンジンに設けられた始動制御装置であって、 所定の自動停止条件が成立したときに上記エンジンを自動停止させる自動停止制御部と、 上記エンジンの自動停止後に所定の再始動条件が成立したときに、上記スタータモータを駆動してクランク軸を回転させるクランキングを行いつつ、圧縮行程で停止していた気筒、または上記クランキングにより当該気筒の次に圧縮行程を迎える気筒のいずれかから選ばれる初爆気筒に対し、その圧縮行程中に上記インジェクタから最初の燃料を噴射してこれを自着火により燃焼させるとともに、上記初爆気筒に続いて圧縮行程を迎える複数の気筒に対し順次燃料を噴射して自着火させる再始動制御部とを備え、 上記再始動条件の成立が、運転者が車両を発進させようとする発進要求に基づかないものであり、かつ上記触媒の温度がその活性状態の判断指標として設定された所定の閾値以上である場合、上記再始動制御部は、上記初爆気筒を含む複数の気筒での燃焼を経てエンジンの再始動が完了するまでの間、上記インジェクタからの燃料噴射により各気筒に形成される混合気の当量比を、運転者の発進要求に基づく再始動条件の成立時に比べて小さくし、 上記再始動条件の成立が運転者の発進要求に基づかないものであり、かつ上記触媒の温度が上記閾値未満である場合、上記再始動制御部は、上記当量比を低下させる制御の実行を禁止する、ことを特徴とする予混合圧縮着火式エンジンの始動制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/06 ( 200 6.01) ,  F02D 29/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
F02D 41/06 330 J ,  F02D 41/06 305 ,  F02D 41/06 335 Z ,  F02D 29/02 321 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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