特許
J-GLOBAL ID:201603017440223908
路面状態判別方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
宮園 純一
, 宮園 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-247254
公開番号(公開出願番号):特開2016-107833
出願日: 2014年12月05日
公開日(公表日): 2016年06月20日
要約:
【課題】適切なパス制限を行うことで、計算速度を向上させるとともに、路面状態の判別精度を更に向上させる。【解決手段】加速度センサーにより検出したタイヤ振動の時系列波形を窓掛け手段により時間Tで窓掛けして、時間窓毎のタイヤ振動の時系列波形を抽出して時間窓毎の特徴ベクトルXiを算出した後、時間窓毎の特徴ベクトルXiと、予め算出しておいた路面状態毎に求められたタイヤ振動の時系列波形から算出された時間窓毎の特徴ベクトルである路面特徴ベクトルYjとからカーネル関数KA(X,Y)を算出する際、パスのそれぞれに、計測時のタイヤ振動の時系列波形における時系列波形長さ対応値と、予め求めておいたタイヤ振動の時系列波形における時系列波形長さ対応値とを用いた重み付けパラメータω(i,j)により重み付けしてから、カーネル関数を算出するようにした。【選択図】図10
請求項(抜粋):
タイヤ内に設けられた振動検出手段を用いて走行中のタイヤの振動を検出して、前記タイヤの接している路面の状態を判別する方法であって、
走行中のタイヤの振動を検出するステップ(a)と、
前記検出されたタイヤ振動の時系列波形を取り出すステップ(b)と、
前記タイヤ振動の時系列波形に所定の時間幅の窓関数をかけて時間窓毎の時系列波形を抽出するステップ(c)と、
前記時間窓毎の時系列波形からそれぞれ特徴ベクトルを算出するステップ(d)と、
前記ステップ(d)で算出した時間窓毎の特徴ベクトルと、予め算出しておいた路面状態毎に求められたタイヤ振動の時系列波形から算出された時間窓毎の特徴ベクトルである路面特徴ベクトルとからカーネル関数を算出するステップ(e)と、
前記カーネル関数を用いた識別関数の値に基づいて路面状態を判別するステップ(f)とを有し、
前記カーネル関数が、グローバルアライメントカーネル関数、または、ダイナミックタイムワーピングカーネル関数、または、前記カーネル関数の演算値であって、
前記ステップ(e)では、
前記算出された時間幅毎の特徴ベクトルのうちの一つと前記路面特徴ベクトルのうちの一つとから算出される経路要素のそれぞれを、前記ステップ(b)で取り出したタイヤ振動の時系列波形における時系列波形長さ対応値と、予め求めておいたタイヤ振動の時系列波形における時系列波形長さ対応値とを用いた重み付けパラメータωにより重み付けしてから、前記カーネル関数を算出し、
前記ステップ(f)では、
路面状態毎に求めた識別関数の値を比較して路面状態を判別することを特徴とする路面状態判別方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
3D241BA24
, 3D241BB52
, 3D241CE09
, 3D241DB42Z
, 3D241DC46A
, 3D246GA21
, 3D246GA25
, 3D246HA42A
, 3D246HA71B
, 3D246HA71C
, 3D246HA93A
, 3D246HB01B
, 3D246HB01C
引用特許: