特許
J-GLOBAL ID:201603017830317040

パラ系アラミド繊維の乾式紡糸方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 正林 真之 ,  林 一好
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-549255
公開番号(公開出願番号):特表2016-505728
出願日: 2013年12月19日
公開日(公表日): 2016年02月25日
要約:
【課題】本発明はアラミド重合体が有機溶媒に溶解されている重合溶液を、紡糸口金を通じて不活性気体内に紡糸し、紡糸された繊維中の有機溶媒の一部を除去し、紡糸された繊維にコンディショニング溶液を接触させて繊維中の残存水分率を10〜15%に維持させ、延伸、水洗及び熱処理する乾式紡糸方式でパラ系アラミド繊維を製造する方法を提供する。【解決手段】本発明は従来湿式紡糸方式でアラミド繊維を製造する場合に比べて、溶媒回収のためのエネルギーの消耗やコストを大きく節減することができる。また本発明は紡糸工程中に濃硫酸溶媒を使用しないので、装置の腐食や作業環境の悪化などの従来問題点を解決することができる。さらに、本発明は延伸前に繊維中の残存水分率を10〜15%に維持させた後、延伸及び熱処理するので、繊維の強度及び弾性率を大きく向上することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(i)下記構造式(I)で示される繰り返し単位を有するアラミド共重合体が有機溶媒に溶解されている重合溶液を、紡糸口金を通じて繊維状に紡糸する工程; (ii)紡糸された繊維を不活性気体内に通過させながら、前記繊維中に残存する重合溶媒の一部を除去する工程; (iii)不活性気体を通過した繊維を有機溶媒及び無機塩を含むコンディショニング溶液と接触させて、繊維中の残存水分率を10〜15%の範囲に維持させる工程;及び (iv)コンディショニング溶液と接触した繊維を延伸、水洗、乾燥及び熱処理する工程;を含むことを特徴とするパラ系アラミド繊維の乾式紡糸方法:
IPC (2件):
D01D 5/04 ,  D01F 6/60
FI (2件):
D01D5/04 ,  D01F6/60 371Z
Fターム (14件):
4L035AA04 ,  4L035BB02 ,  4L035BB11 ,  4L035BB13 ,  4L035BB79 ,  4L035CC01 ,  4L035EE08 ,  4L045AA01 ,  4L045BA01 ,  4L045BA11 ,  4L045BA49 ,  4L045DA08 ,  4L045DA34 ,  4L045DA41
引用特許:
出願人引用 (19件)
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