特許
J-GLOBAL ID:201603017866650293

磁場測定装置および磁場測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  久野 琢也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-500305
特許番号:特許第5882444号
出願日: 2012年02月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 磁化反転可能なコア材料を有するコア(10)と、前記コア材料を磁化反転する励磁コイルとを備えた磁場測定装置であって、 前記磁化反転可能なコア材料は、互いに間隔をおいて配置された複数の層(12,14,16,18,20)として構成されており、 前記コア(10)は、 - 値20以上の、幅に対する長さの比を有しており、 - 2μm≧D≧0.2μmの厚さDを有している、磁場測定装置において、 複数の層(12,14,16,18,20)を有するコア(10)の磁化反転可能なコア材料からなる当該複数の層(12,14,16,18,20)の各層の厚さは、60nm≧DS≧20nmの層厚DSを有し、 当該寸法設定により、前記複数の層(12,14,16,18,20)のうちの少なくとも1つの層は、磁気的な非等方性層として構成されており、 当該磁気的な非等方性は、磁化について2回対称性即ち180°の等方性を有しており、 磁化反転可能なコア材料からなる前記層(12,14,16,18,20)の間に1つずつの非磁性中間層(22,24,26,28)が配置されており、 前記非磁性中間層(22,24,26,28)は、磁化反転可能なコア材料からなる前記層(12,14,16,18,20)の間の交換相互作用が妨害されることなく結晶化が回避される厚さを有し、 前記装置はさらに、 前記磁化反転プロセスを検出するためのデバイスを有し、 周期的に交番する磁場(Herr)を形成して前記コア材料を周期的に磁化反転させるために前記励磁コイルに交流電流(Ierr)を通流させ、 前記測定すべき磁場(Hext)と、前記励磁コイルの前記周期的に交番する磁場(Herr)とを重畳させ、前記交流電流(Ierr)のゼロ通過を基準にした前記コア材料の磁化反転の時間的なシフトから前記測定すべき磁場(Hext)を推定するように構成されている ことを特徴とする磁場測定装置。
IPC (1件):
G01R 33/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01R 33/02 D ,  G01R 33/02 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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