特許
J-GLOBAL ID:201603018793462457

使用済みガルバニ電池のリン酸鉄リチウム含有部分からの、湿式冶金法によるリチウムの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  久野 琢也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-536015
公開番号(公開出願番号):特表2016-500753
出願日: 2013年10月09日
公開日(公表日): 2016年01月14日
要約:
本発明は、使用済みガルバニの電池のリン酸鉄リチウム含有部分からの湿式冶金法によるリチウム回収方法であって、5質量%までのアルミニウム含分および150μmまでの粒径を有するリン酸鉄リチウム含有部分を、前記リン酸鉄リチウム含有部分のリチウム含分に対して少なくとも化学量論組成量であり、濃度0.5〜3mol/lを有する硫酸に入れて固体対液体の比を100〜750g/lの範囲内にし、且つ前記リン酸鉄リチウム含有部分の酸化されるべき鉄含分に対して少なくとも化学量論組成量の過酸化水素を添加して、または5質量%までのアルミニウム含分および500μmまでの粒径を有するリン酸鉄リチウム含有部分を、前記リン酸鉄リチウム含有部分のリチウム含分に対して少なくとも化学量論組成量であり、濃度0.5〜3mol/lを有する塩酸に入れて固体対液体の比を50〜450g/lの範囲内にし、且つ前記リン酸鉄リチウム含有部分の酸化されるべき鉄含分に対して少なくとも化学量論組成量の過酸化水素を添加して、温度25から70°Cで溶解し、形成された硫酸リチウム溶液または塩化リチウム溶液を分離し、且つ残った残留物を少なくとも2回洗浄し、分離された硫酸リチウム溶液と硫酸リチウム含有洗浄溶液とを、または塩化リチウム溶液と塩化リチウム洗浄溶液とを合し、且つ、バイポーラ膜を用いた電気透析によって水酸化リチウムへと変換する、前記方法に関する。
請求項(抜粋):
使用済みガルバニ電池のリン酸鉄リチウム含有部分からの、湿式冶金法によるリチウムの回収方法であって、5質量%までのアルミニウム含分および150μmまでの粒径を有するリン酸鉄リチウム含有部分を、前記リン酸鉄リチウム含有部分のリチウム含分に対して少なくとも化学量論組成量であり、濃度0.5〜3mol/lを有する硫酸に入れて固体対液体の比を100〜750g/lの範囲内にし、且つ前記リン酸鉄リチウム含有部分の酸化されるべき鉄含分に対して少なくとも化学量論組成量の過酸化水素を添加して温度25°C〜70°Cで溶解し、形成される硫酸リチウム溶液を分離し、且つ残っている残留物を少なくとも2回洗浄し、分離された硫酸リチウム溶液と硫酸リチウム含有洗浄溶液とを合し、且つバイポーラ膜を用いた電気透析によって水酸化リチウムに変換することを特徴とする、前記方法。
IPC (7件):
C22B 26/12 ,  C22B 7/00 ,  C22B 3/08 ,  C22B 3/42 ,  C22B 3/20 ,  B01D 61/44 ,  B01D 61/46
FI (9件):
C22B26/12 ,  C22B7/00 C ,  C22B7/00 G ,  C22B3/08 ,  C22B3/42 ,  C22B3/20 ,  B01D61/44 500 ,  B01D61/46 500 ,  B01D61/44 510
Fターム (14件):
4D006GA17 ,  4D006KA01 ,  4D006KB11 ,  4D006KB30 ,  4D006MA15 ,  4D006PA04 ,  4D006PB27 ,  4D006PC80 ,  4K001AA34 ,  4K001BA22 ,  4K001CA02 ,  4K001DB03 ,  4K001DB35 ,  4K001JA03
引用特許:
審査官引用 (8件)
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