特許
J-GLOBAL ID:201603019367782661

アルミニウム基導電材料及びそれを用いたケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中前 富士男 ,  清井 洋平 ,  来田 義弘 ,  今中 崇之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-285355
公開番号(公開出願番号):特開2016-035079
出願日: 2012年12月27日
公開日(公表日): 2016年03月17日
要約:
【課題】組織の微細化及び残存ひずみの低減を行いながら引張強度、耐屈曲性、及び伸び性の向上を図って、ロボット又は各種装置の駆動部分の配線に使用することが可能なアルミニウム基導電材料及びそれを用いたケーブルを提供する。【解決手段】時効処理したアルミニウム-スカンジウム系合金に相当ひずみが4以上となる加工を行った後、残存するひずみを除去して得られるアルミニウム基導電材料10であって、平均粒径が2μm以下のアルミニウム又はアルミニウム基合金の結晶粒11と、平均粒径が1nm以上60nm以下であって、結晶粒11の粒界12に0.1質量%以上1質量%以下存在するアルミニウム-スカンジウム系のナノ析出物13とを有する金属組織で構成され、ビッカース硬度は50以上70以下であって、繰り返し曲げを負荷する疲労試験における繰り返し回数106回時の疲労強度が少なくとも180MPaである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
時効処理したアルミニウム-スカンジウム系合金に相当ひずみが4以上となる加工を行った後、残存するひずみを除去して得られるアルミニウム基導電材料であって、 平均粒径が2μm以下のアルミニウム又はアルミニウム基合金の結晶粒と、平均粒径が1nm以上60nm以下であって、前記結晶粒の粒界に0.1質量%以上1質量%以下存在するアルミニウム-スカンジウム系のナノ析出物とを有する金属組織で構成され、 ビッカース硬度は50以上70以下であって、繰り返し曲げを負荷する疲労試験における繰り返し回数106回時の疲労強度が少なくとも180MPaであることを特徴とするアルミニウム基導電材料。
IPC (6件):
C22C 21/00 ,  C22F 1/04 ,  H01B 1/02 ,  H01B 5/08 ,  H01B 7/04 ,  H01B 5/02
FI (6件):
C22C21/00 A ,  C22F1/04 D ,  H01B1/02 B ,  H01B5/08 ,  H01B7/04 ,  H01B5/02 Z
Fターム (17件):
5G301AA03 ,  5G301AA24 ,  5G301AA30 ,  5G301AB01 ,  5G301AB02 ,  5G301AB05 ,  5G301AD01 ,  5G301AE10 ,  5G307CA02 ,  5G307CA03 ,  5G307CB01 ,  5G307EA01 ,  5G307EB06 ,  5G307EF09 ,  5G311AB04 ,  5G311AD02 ,  5G311AD03

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