特許
J-GLOBAL ID:201603020529052628

ガス供給システムおよびそれを備えた水素ステーション、蓄圧器の寿命判定方法、並びにガス供給システムの使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  玉串 幸久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-050744
公開番号(公開出願番号):特開2016-169824
出願日: 2015年03月13日
公開日(公表日): 2016年09月23日
要約:
【課題】蓄圧器の寿命を適切に管理し、蓄圧器の長寿命化を図る。【解決手段】ガス供給システム2では、蓄圧器61〜63の応力振幅の取得数に基づいて蓄圧器61〜63の寿命を判定するために、制御部10は、取得部10a、分類部10b、および判定部10cを備える。取得部10aは、ガス貯留側の第1弁部材81が閉じたときの第1圧力とガス導出側の第2弁部材82が閉じたときの第2圧力との差圧から、蓄圧器61〜63の応力振幅を取得する。分類部10bは、応力振幅を複数のグループに分類する。判定部10cは、各グループの応力振幅の取得数niを計数し、ついで所定の破壊繰り返し数Niによって各応力振幅の取得数niを割り、上記で求めた各グループごとのni/Niの合計から疲労度合いΣni/Niを求める。疲労度合いΣni/Niの値が所定の閾値以上になった場合には、判定部10cは、その蓄圧器の寿命であると判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
タンク搭載装置のタンクへガスを充填する充填設備にガスを供給するガス供給システムであって、 少なくとも1個の蓄圧器を有し、ガスを貯留する蓄圧器ユニットと、 ガスを前記蓄圧器ユニットに送出するガス送出部と、 前記蓄圧器ユニットと前記ガス送出部との間を連通する導入流路を開閉する第1弁部材と、 前記蓄圧器ユニットと前記充填設備との間を連通する導出流路を開閉する第2弁部材と、 前記第1弁部材が閉じ且つ前記第2弁部材が開いた状態のときに前記蓄圧器に作用する応力と前記第1弁部材が開き且つ前記第2弁部材が閉じた状態のときに前記蓄圧器に作用する応力との間の応力振幅を繰り返し取得する取得部と、 前記応力振幅を複数のグループに分類する分類部と、 各グループ毎の応力振幅の取得数と当該グループを代表する応力振幅に対応する破壊繰り返し数とから得られる値をグループ毎に合計して得られる疲労度合いに基づいて、前記蓄圧器の寿命を判定する判定部と を備えているガス供給システム。
IPC (1件):
F17C 13/02
FI (1件):
F17C13/02 301Z
Fターム (12件):
3E172AA01 ,  3E172AA05 ,  3E172AB01 ,  3E172BA01 ,  3E172BB03 ,  3E172BC06 ,  3E172BC10 ,  3E172BD03 ,  3E172BD05 ,  3E172DA90 ,  3E172EA02 ,  3E172KA33
引用特許:
審査官引用 (4件)
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