特許
J-GLOBAL ID:201603020889131235

変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 飯塚 義仁 ,  林 秀男 ,  貝塚 亮平
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-064578
公開番号(公開出願番号):特開2013-194867
特許番号:特許第5947070号
出願日: 2012年03月21日
公開日(公表日): 2013年09月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】第1クラッチを介して駆動源の駆動力が入力される第1入力軸と、第2クラッチを介して前記駆動源の駆動力が入力される第2入力軸と、を含む回転軸と、 前記第1入力軸又は前記第2入力軸に入力された駆動力の回転を変速するための複数の駆動ギヤと、 前記複数の駆動ギヤと噛合する複数の従動ギヤが固定され、前記駆動ギヤと前記従動ギヤとを介して変速された駆動力を出力する出力軸と、 前記第1入力軸上の駆動ギヤのいずれかを選択的に前記第1入力軸に同期係合させる第1同期係合装置と、前記第1同期係合装置を駆動するための第1変速アクチュエータと、 前記第2入力軸上の駆動ギヤのいずれかを選択的に前記第2入力軸に同期係合させる第2同期係合装置と、前記第2同期係合装置を駆動するための第2変速アクチュエータと、を備える変速機において、 前記第1、第2同期係合装置は、 前記回転軸上に相対回転不能に設置されたハブと、 前記ハブに対して相対回転不能且つ軸方向へ移動可能に取り付けられたスリーブと、を有し、 前記スリーブは、軸方向で前記ハブのみに重なることで、前記回転軸に対する前記駆動ギヤの相対回転を許容する中立位置と、軸方向で前記ハブと前記駆動ギヤの両方に重なることで、当該駆動ギヤを前記回転軸に対して相対回転不能に係合させるインギヤ位置との間で移動可能であり、 前記第1、第2変速アクチュエータは、前記スリーブを前記中立位置と前記インギヤ位置との間で移動させるためのシフトアクチュエータであり、 前記第1、第2変速アクチュエータを制御するための制御手段と、 前記スリーブが前記インギヤ位置にあることを判断するインギヤ判断手段と、 前記インギヤ位置にある前記スリーブが前記中立位置側へ抜ける可能性があるか否かを判断するスリーブ抜け予測手段と、を備え、 前記第1同期係合装置と前記第2同期係合装置のいずれか一方のスリーブがインギヤ位置にあることで当該インギヤ位置の変速段を確立させている状態で、前記第1同期係合装置と前記第2同期係合装置のいずれか他方のスリーブがインギヤ位置となることで当該インギヤ位置の変速段のプレシフトが行われたときに、 前記インギヤ判断手段により、前記変速段を確立させている同期係合装置における前記インギヤ位置にあることが判断されたスリーブに対して、 前記スリーブ抜け予測手段により前記中立位置側へ抜ける可能性がある旨のスリーブ抜け予測判定がされたとき、 前記制御手段は、前記シフトアクチュエータで前記変速段を確立させている同期係合装置における前記インギヤ位置のスリーブに対してインギヤ側へのシフト荷重を印加する制御を行う ことを特徴とする変速機の制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/02 ( 200 6.01) ,  F16H 59/68 ( 200 6.01) ,  F16H 61/682 ( 200 6.01) ,  F16H 61/28 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16H 61/02 ,  F16H 59/68 ,  F16H 61/682 ,  F16H 61/28
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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