特許
J-GLOBAL ID:201603021035753409

エネルギー吸収ステアリングコラム、及び該ステアリングコラムを備えたステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-177660
公開番号(公開出願番号):特開2016-049923
出願日: 2014年09月02日
公開日(公表日): 2016年04月11日
要約:
【課題】インナチューブ及びアウタチューブの軸方向相対移動時のエネルギーを簡単な手段で吸収し得るエネルギー吸収ステアリングコラム、及びこれを備えると共にテレスコピック機構を備えたステアリング装置を提供する。【解決手段】インナチューブ10が、軸方向の所定距離に亘って形成された溝部(スリット12)を有し、その幅より大径の先端部がインナチューブ内に挿入され基端部がアウタチューブ20に固定される固定部材(ボルト30)を備える。インナチューブのアウタチューブに対する相対的な移動時には、固定部材が溝部を拡幅しながら軸方向移動し、エネルギーが吸収される。上記の固定部材は、テレスコピック機構のアタッチメント42の固定にも供し得る。【選択図】図3
請求項(抜粋):
車両のステアリングシャフトを収容し軸を中心に回転可能に支持するインナチューブと、該インナチューブに対して車両前方側に配置され、当該インナチューブを収容し常時は当該インナチューブを所定位置に保持するアウタチューブを備え、前記ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときには前記アウタチューブに対する前記インナチューブの軸方向相対移動を許容するように構成されたエネルギー吸収ステアリングコラムにおいて、前記インナチューブが、軸方向の所定距離に亘って形成された溝部を有し、該溝部の幅より大径の先端部が前記インナチューブ内に挿入され基端部が前記アウタチューブに固定される固定部材を備え、前記インナチューブの前記アウタチューブに対する相対的な移動時には、前記固定部材が前記溝部を拡幅しながら軸方向移動するように構成されていることを特徴とするエネルギー吸収ステアリングコラム。
IPC (1件):
B62D 1/19
FI (1件):
B62D1/19
Fターム (6件):
3D030DC16 ,  3D030DC17 ,  3D030DD63 ,  3D030DE05 ,  3D030DE22 ,  3D030DE28
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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