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J-GLOBAL ID：201702211533709250   整理番号：17A1604286

人工軟骨としてのポリ(ビニルアルコール)ハイブリッドゲルの優れた潤滑メカニズム

Superior lubrication mechanism in poly(vinyl alcohol) hybrid gel as artificial cartilage

著者 (8件)： MURAKAMI Teruo (Teikyo Univ., Omuta, JPN) ,  MURAKAMI Teruo (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YARIMITSU Seido (Tokyo Metropolitan Univ., JPN) ,  SAKAI Nobuo (Kyushu Inst. of Technol., JPN) ,  NAKASHIMA Kazuhiro (Kyushu Univ., JPN) ,  YAMAGUCHI Tetsuo (Kyushu Univ., JPN) ,  SAWAE Yoshinori (Kyushu Univ., JPN) ,  SUZUKI Atsushi (Yokohama National Univ., JPN)
資料名： Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part J. Journal of Engineering Tribology  (Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part J. Journal of Engineering Tribology)
巻： 231  号： 9  ページ： 1160-1170  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： W1846A  ISSN： 1350-6501  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人工股関節全置換術における金属股関節要素に対する適正な摩耗抵抗を有する寛骨臼要素材のUHMWPEは,臨床適用の成功(Charnley:1979年)以来,種々の人工関節へ汎用されている。本研究では,凍結-解凍(FT)法,溶解-乾燥(CD)法,ハイブリッド二段階(CDオンFT,FTオンCD)法によって,新しい4種のポリビニルアルコールヒドロゲルを用意し,それらの潤滑挙動を,トライボ試験,AFM観察,二相FE解析などで探究した。その結果から,次項の知見を概説した。1)時間依存性摩擦挙動の大きさの順序は,CDオンFTゲル<CDゲル<FTゲル<FTオンCDゲルである,2)CDオンFTゲルは,低摩耗と摩擦低減に有効であるが,さらに,相乗潤滑メカニズムの探究が必要である。

シソーラス用語： *人工関節 ,  *ポリビニルアルコール ,  *摩耗特性 ,  *トライボロジー ,  人工股関節置換術 ,  寛骨臼 ,  凍結 ,  解凍 ,  乾燥 ,  ハイブリッド系 ,  相乗作用 ,  数値解析 ,  摩擦試験 ,  摩耗試験
準シソーラス用語： *人工軟骨 ,  *ハイブリッドゲル ,  *摩擦特性 ,  *バイオトライボロジー ,  溶解【融解】 ,  二相性 ,  FEモデル ,  原子間力顕微鏡観察

分類 (4件)： 生体代行装置  (EL04000N) ,  骨格系  (EJ10030R) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 人工軟骨 ,  ビニルアルコール ,  ハイブリッドゲル ,  潤滑 ,  メカニズム