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J-GLOBAL ID：201702211575556622   整理番号：17A0877524

第3回 侵食による南九十九里浜中里海水浴場の消失の危機

著者 (1件)： 宇多高明 (土木研究セ なぎさ総合研)
資料名： 海岸
巻： 54  ページ： 53-59  発行年： 2017年06月20日 
JST資料番号： F0750A  ISSN： 0451-2219  CODEN： KAGNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海岸利用の一環としての海水浴利用が九十九里浜では危機的状態にあることについて考えてみた。千葉県白子町の中里海水浴場を例として,海水浴場の近年の変化を衛星画像の比較により調べた。また,2016年の夏の海開きに先立って行われた養浜の直後から,高波を受けて養浜砂が運び去られていく状況を現地踏査により調べた。その結果,2014,2015年には南側に隣接する一松海岸で侵食が進んだが,2016年には激しい侵食区域が北側に移ってきたことがわかった。次の順に述べた。1)2016年夏季の台風襲来,2)中里海水浴場の汀線変化,3)中里海水浴場の侵食状況。

シソーラス用語： 海浜 ,  千葉県 ,  *海岸侵食 ,  *レジャー施設 ,  変化 ,  *汀線 ,  鋼矢板 ,  海岸地形 ,  斜面
準シソーラス用語： 九十九里浜 ,  *海水浴場 ,  *汀線変化 ,  浜崖

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (2件)：

• 宇多高明、大谷靖郎、大木康弘:2015年夏季の台風時の高波浪による一宮・一松海岸の侵食、土木学会論文集B3 (海洋開発)、Vol.72、No.2、p.I_91-I_96、2016.
• 大木康弘、宇多高明、大谷靖郎、五十嵐竜行、三波俊郎:九十九里浜全域における地盤沈下を考慮した沿岸漂砂量分布の算定、土木学会論文集B2(海岸工学)、Vol.72、No.2、2016.

タイトルに関連する用語 (3件)： 侵食 ,  九十九里浜 ,  海水浴場