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J-GLOBAL ID：201702211929412606   整理番号：17A1142490

防災と情報通信・ロボット技術 石油コンビナート火災・爆発対策用ロボットシステムの研究開発

著者 (1件)： 天野久徳 (消防庁 消防研究セ)
資料名： 環境技術  (Journal of Environmental Conservation Engineering)
巻： 46  号： 9  ページ： 464-469  発行年： 2017年09月20日 
JST資料番号： S0796A  ISSN： 0388-9459  CODEN： KAGIDX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石油コンビナート火災・爆発発生現場は特殊な状況であるため,消防隊員が火炎に近接して活動することは危険で困難を伴う。遠隔操作機器での対応にも通信距離の限界が,また,単体のロボットでは大規模な災害に有効な対応が難しいと考えられる。そこで,平成26年度から5年計画にて,消防ロボットシステムの研究開発を進めてきている。本稿では,消防ロボットシステムの研究開発のコンセプト及び平成28年度に完成した消防ロボットシステムを構成する各単体ロボットの一次試作機の概要を紹介する。飛行型偵察・監視ロボット,走行偵察・監視ロボット,放水砲ロボット,およびホース延長ロボットの一次試作機を,2カ所の消防本部に,それぞれ約2カ月間試験配備し,評価を進めている。消防本部の試験においては,細かな使い勝手に関する指摘を多く受けている。また,管内の石油コンビナートヤード内での試験も実施した。自立走行について,これまで認識されていなかった問題も明らかになっている。

シソーラス用語： *防災 ,  *コンビナート ,  火災 ,  爆発 ,  *システム ,  ロボット ,  走行 ,  プラント
準シソーラス用語： *石油コンビナート ,  ロボットシステム ,  *消防ロボットシステム ,  単体ロボット ,  飛行型偵察・監視ロボット ,  走行偵察・監視ロボット ,  放水砲ロボット ,  ホース延長ロボット ,  自立走行

分類 (3件)： ロボット工学一般  (IC04011S) ,  火災  (RA02020B) ,  石油工業一般  (YF01010F)

タイトルに関連する用語 (10件)： 防災 ,  情報通信 ,  ロボット ,  石油コンビナート ,  火災 ,  爆発 ,  対策 ,  ロボットシステム ,  研究 ,  開発