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J-GLOBAL ID:201702212184303849   整理番号:17A1100351

構造研究のためのB型肝炎ウイルスX蛋白質BH3様モチーフリンカーBcl x_L融合蛋白質の発現,精製及び特性化【Powered by NICT】

Expression, purification and characterization of hepatitis B virus X protein BH3-like motif-linker-Bcl-xL fusion protein for structural studies
著者 (7件):
資料名:
巻:ページ: 159-165  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3090A  ISSN: 2405-5808  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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B型肝炎ウイルスX蛋白質(HBx)は,多くの宿主蛋白質と直接相互作用する多機能蛋白質である。例えば,HBxは抗アポトーシス蛋白質,Bcl-2及びBcl-x_Lと相互作用し,そのBH3様モチーフ,上昇した細胞内カルシウムレベル,効率的なウイルスDNA複製とアポトーシスの誘導をもたらす。試料調製を容易にし,HBxとBcl x_Lの間の複合体の詳細な構造特性化を行うために,著者らはE.coliで産生された組換えHBx BH3様モチーフリンカーBcl x_L融合蛋白質を設計し,精製した。融合蛋白質を,サイズ排除クロマトグラフィー,円偏光二色性と核磁気共鳴実験によって特性化した。著者らの結果は,融合蛋白質は水溶液中で単量体である,安定な分子内複合体を形成し,Bcl x_LとHBx BH3様モチーフとの複合体の天然立体配座を保持している可能性があることを示した。さらに,分子内複合体のHBx BH3様モチーフはα-ヘリックスを形成した。これらの観察は,融合蛋白質が原子レベルでHBxとBcl x_L間の相互作用の理解を目的とした構造研究を促進するであろうことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  ウイルスの生化学  ,  生物学的機能 

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