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J-GLOBAL ID:201702212314199251   整理番号:17A1279267

ステンレススチールのレーザー加工および溶接により生じる変色部位の除去剤開発

Development of remover liquid for stainless steel discoloration caused by the laser beam processing and the welding
著者 (4件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 70-76  発行年: 2017年05月25日 
JST資料番号: Y0644A  ISSN: 0289-7709  CODEN: MTECFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ステンレススチールの溶接の際,高温のため表面が酸化され,スケールと称する変色が生じる。このスケールは電食の問題にもなる。そこで環境問題も考慮してフッ化水素酸が未添加で,硝酸の添加量を10%未満(PRTR法に該当しない濃度)に抑えたスケール除去剤の開発を試みた。フッ化水素酸が未添加で,硝酸の他に有機酸,無機塩,キレート剤,界面活性剤を添加したスケール除去剤を作製し,アーク溶接によるスケールを除去できた。ステンレススチールの溶接加工法には,アーク溶接法以外にレーザビーム加工,TIG溶接等があり,どの溶接法で生じたスケールにも対応できるようにした。除去剤の組成の改良を行い,塩酸を微量添加することによってレーザビーム加工によるスケールを除去できた。各添加剤の組成や成分の最適化を行い,スケールをより短時間かつ常温で除去できる配合比を決定した。この配合比を,アーク溶接,レーザビーム加工だけでなくTIG溶接によるスケールの除去にも対応させた。また,除去剤を実際に商品化させるための最終チェックとして,除去剤の性能劣化を調査した。人体・環境に対し安全なスケール除去剤を商品化した。
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分類 (1件):
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溶接欠陥 
引用文献 (14件):
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