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J-GLOBAL ID：201702213288697174   整理番号：17A1617594

重いクォーク質量に対して2つの核子は格子QCDにおいて結合するか Luescherの有限体積定式の整合性の検証

Are two nucleons bound in lattice QCD for heavy quark masses? Consistency check with Luescher’s finite volume formula

著者 (10件)： IRITANI Takumi (RIKEN, Wako, JPN) ,  AOKI Sinya (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  AOKI Sinya (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  DOI Takumi (RIKEN, Wako, JPN) ,  HATSUDA Tetsuo (RIKEN, Wako, JPN) ,  IKEDA Yoichi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  INOUE Takashi (Nihon Univ., Kanagawa, JPN) ,  ISHII Noriyoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NEMURA Hidekatsu (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  SASAKI Kenji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 96  号： 3,Pt.B  ページ： 034521.1-034521.21  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重いクォークをもつ格子QCDにおいて,核子-核子束縛状態が存在するという最近の主張をLuescherによる有限体積を考慮した定式化を基に検証した。その結果,格子データから得られるk²≠0の散乱位相シフトおよびk²=0の周りの有効展開から得られる位相シフト間の整合性から元の格子データの妥当性が示された。著者による従来の論文と併せると,本論文の結果により,直接法において初期時点での平坦領域から決められるΔEは励起状態の混入による制御不可能な系統誤差を含むことが分かった。

シソーラス用語： *重いクォーク ,  *量子色力学 ,  格子場理論 ,  核子-核子相互作用 ,  核子 ,  *有限体積法
準シソーラス用語： QCD【素粒子】 ,  格子場の量子論 ,  *格子QCD

分類 (1件)： 強い相互作用の模型  (BF02040W)

タイトルに関連する用語 (7件)： クォーク質量 ,  核子 ,  格子QCD ,  有限体積 ,  定式 ,  整合性 ,  検証