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J-GLOBAL ID：201702215319228172   整理番号：17A0217559

木質バイオマス発電および熱電併給のライフサイクル環境影響と外部コストの評価

Assessment of Life Cycle Environmental Impacts and External Costs for Woody Power Generation and Congeneration

著者 (3件)： 古俣寛隆 (北海道総合研究機構 林産試) ,  石川佳生 (北海道総合研究機構 林産試) ,  本藤祐樹 (横浜国大 大学院環境情報研究院)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 13  号： 1  ページ： 73-83  発行年： 2017年01月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木質バイオマス発電は再生エネルギーと位置づけられている。現実には伐木,輸送,チップ化ほか化石燃料依存の工程が不可欠であり,LCA評価が求められる。またエネルギーの有効利用率が問題であり,発電に係る全工程での回収率によって評価が異なる。かかる視点から熱電併給(CHP)システムが重要である。これらの視点から化石燃料依存型発電に対する比較優位性の検討結果について報告した。結論として発電CHPによる木質バイオマスシステムの環境性能が高いことは肯定できるが,灰,燃え殻対策など課題も浮き彫りになる。

シソーラス用語： 木質バイオマス ,  再生エネルギー ,  *ライフサイクルアセスメント ,  エネルギー変換効率 ,  *コジェネレーション ,  *評価 ,  優越 ,  バイオマス発電
準シソーラス用語： *LCA【環境】 ,  *CHP【発電】 ,  比較評価 ,  比較優位性

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  電気・防災・防犯・昇降機設備,その他の建築設備  (RB06030R)

引用文献 (46件)：

• 岩下果林,EC環境フットプリントとScope3(スコープ3)について,LCA日本フォーラムホームページ,入手先<http://lca-forum.org/seminar/pdf/20130315/3-SCOPE3-mizuho.pdf>,(参照2015-6-12)
• Lindholm E.-L., Berg S., Hansson P.-A. (2010): European Journal of Forest Research, 129, 1223-1235
• Fantozzi F., Buratti C. (2010): Biomass and Bioenergy, 34, 1796-1804
• 牧野陽祐,加藤丈佳,鈴置保雄(2007):電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌),127(1),201-207
• Sebastián E, Royo J., Gómez M.(2011):Energy,36, 2029-2037

タイトルに関連する用語 (6件)： 木質バイオマス ,  発電 ,  ライフサイクル ,  環境影響 ,  外部コスト ,  評価