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J-GLOBAL ID：201702216153260557   整理番号：17A1608247

有機光起電力用ナノ構造と高屈折率ガラスを用いた反射防止設計

An integrated antireflection design using nanotexture and high-refractive-index glass for organic photovoltaics

著者 (7件)： KUBOTA Shigeru (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  HARADA Yoshiki (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  SUDO Takenari (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  KANOMATA Kensaku (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  AHMMAD Bashir (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  MIZUNO Jun (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  HIROSE Fumihiko (Yamagata Univ., Yamagata, JPN)
資料名： Journal of Coatings Technology and Research  (Journal of Coatings Technology and Research)
巻： 14  号： 5  ページ： 1209-1224  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： H0021C  ISSN： 1547-0091  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機光起電力(OPV)は,近い将来,主要なエネルギー供給源であると期待されているが,現在,その性能を高めるため,光吸収効率と励起子収穫効率との間のバランス達成という課題を抱えている。その解決のため,薄い活性層における光の有効な捕捉のための反射防止構造の開発が望まれている。そこで本研究では,広帯域や無指向性の光電流増強を達成するために,有機太陽光電池(OPV)用の新しい反射防止(AR)設計を提案した。この設計では,モスアイ構造と2層干渉塗膜とを組み合わせたハイブリッドAR構造を,高屈折率(n)を有するガラス基板と一体化した。OPVセルの光学シミュレーションを用いて,ガラス基板の屈折率を変化させる際の様々なAR構成の性能を比較した。その結果,1)ハイブリッドAR構造を有する高nガラス基板を適用することによってJSCが大幅に増加し,統合設計の重要性を示唆した。2)提案したAR構成は広角性能を達成するのに非常に有効であり,モスアイ構造の幾何学的特徴の変動に対して堅牢であっ。などの知見を得た。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *有機半導体 ,  *高分子薄膜 ,  光起電力 ,  吸収係数 ,  励起子 ,  効率 ,  トレードオフ ,  *反射防止膜 ,  *素子構造 ,  光干渉 ,  多重反射 ,  屈折率 ,  *ガラス ,  計算機シミュレーション ,  反射率 ,  *ハイブリッド方式 ,  光学模型 ,  *塗膜 ,  多層膜 ,  電流密度
準シソーラス用語： モスアイ構造 ,  太陽光吸収率 ,  短絡電流密度 ,  捕獲効率

分類 (3件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  その他への塗装,各種塗装法  (YJ04040T) ,  塗料の性質  (YJ03020Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 光起電力 ,  ナノ構造 ,  高屈折率 ,  ガラス ,  反射防止 ,  設計