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J-GLOBAL ID：201702216410213414   整理番号：17A0327062

新規な微生物固定化接触材を利用したメタン発酵装置の開発

著者 (9件)： 岡本哲志 (静岡県工業技術研) ,  大竹正寿 (静岡県工業技術研) ,  大竹正寿 (静岡県 経済産業部) ,  大竹正寿 (静岡県産業振興財団) ,  津田謹郎 (三鈴工業) ,  原田達也 (三鈴工業) ,  須和部益通 (三鈴工業) ,  谷野真史 (三鈴工業) ,  鈴木正史 (三鈴工業)
資料名： 静岡県工業技術研究所研究報告  (Reports of the Industrial Research Institute of Shizuoka Prefecture)
号： 9  ページ： 10-15  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： G0604B  ISSN： 1883-2350  CODEN： SKGKBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： メタン発酵技術により,食品残渣や廃水処理余剰汚泥といった有機性廃棄物から,メタンガスを生成できる。活性汚泥処理で使用実績のある接触材を用いて,パイロットスケールのメタン発酵装置の開発を行った。処理容量1m³のメタン発酵装置を試作し,実排水に対し,性能評価を約4か月実施した。本運転の結果,安定時のバイオガス発生量704L/日,バイオガス中のメタンガス濃度平均62.5%,BOD除去率81%が確認された。更に,ガスエンジン発電機によるコジェネレーション(総合効率70%:電気30%+熱40%)では,電気エネルギー(1.25kcal)と熱エネルギー(1.67kcal)が得られることが分かった。

シソーラス用語： *メタン発酵 ,  *材料 ,  廃棄物減量化 ,  エネルギー回収 ,  内燃機関発電 ,  微生物 ,  残留物 ,  食品廃棄物 ,  食品副産物 ,  有機性廃棄物 ,  余剰汚泥 ,  *アルカン ,  活性汚泥法 ,  パイロット試験 ,  *パイロットプラント ,  BOD【水質】 ,  BOD除去 ,  発電機 ,  コジェネレーション ,  エネルギー
準シソーラス用語： 接触材 ,  *水処理接触材 ,  廃棄物削減 ,  バイオマス発電 ,  食品残渣 ,  活性汚泥処理 ,  電気エネルギー ,  熱エネルギー

分類 (4件)： アルカン  (CF03020I) ,  発酵生産一般  (FK01010B) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

物質索引 (1件)： メタン

引用文献 (2件)：

• 岡本哲志 他:低温度域水熱処理を利用した余剰汚泥減容化装置の開発.静岡県工業技術研究所研究報告,第8号,12-17(2016).
• 亀山建一:第2編 一般理化学試験,第3章 活性汚泥試験,第6節 活性汚泥浮遊物質(MLSS),1.遠心分離法,「下水試験方法 上巻」,1997年版(公益社団法人 日本下水道協会,東京),pp.269-270(1997).

タイトルに関連する用語 (5件)： 微生物 ,  固定化 ,  接触材 ,  メタン発酵装置 ,  開発