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J-GLOBAL ID:201702216708283240   整理番号:17A0861026

液液界面による結晶化でのノズルレス静電霧化プロセス

Nozzleless Electrostatic Atomization Process for Crystallization via Liquid-Liquid Interfaces
著者 (6件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 367-375(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本報告は,ノズルを用いない静電霧化による結晶化プロセスに関する。本プロセスは,ノズルの直径とは無関係に微粒子の大きさを制御することができた。異なる有機溶媒を用いて形成された液液界面の挙動を観察した。特に,1-デカノールを溶媒として使用した場合,界面付近にTaylorコーンが形成され,電極の先端から数多くの液滴が生成された。このプロセスは,タウリン粒子の製造に適用され,球状のタウリン粒子が液滴界面に沿ってほぼ損失なく形成された。タウリン粒子の結晶構造は,粉末X線回折(PXRD)により解析した。調製したタウリン粒子のPXRDパターンにおけるピークの強度および位置は,未処理タウリン粒子のパターンにおけるものと同一であり,球状粒子の結晶構造は液滴形状から独立していた。本方法は液液系で実施したので,沈殿した粒子の収率は,ほぼ100%であった。タウリンの粒径に対する印加電圧および界面張力の影響を調べた。タウリン水溶液と有機溶媒との間の印加電圧の増加または界面張力の減少に伴って粒径が減少した。ノズルを使用しない開発された静電霧化プロセスは,物理的性質がノズル直径に依存しない粒子を生成するための有望な方法であった。さらに,本方法は,ノズルとは無関係に粒子形態を制御することができる可能性を有し,ノズルが目詰まりしていない状態で粒子を連続的に生成させ得る。(翻訳著者抄録)
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