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J-GLOBAL ID：201702218420058643   整理番号：17A0803668

食品の非破壊評価技術 第1回 非破壊技術概論 遠紫外~近赤外分光法

著者 (2件)： 伊藤秀和 (農研機構) ,  池羽田晶文 (農研機構)
資料名： 食品と容器  (Food and Packaging)
巻： 58  号： 7  ページ： 399-403  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： F0122A  ISSN： 0911-2278  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非破壊評価技術の動向について概観し,続いて紫外光~近赤外光を用いた評価法について具体的な例を交えて紹介した。まず,非破壊評価技術の動向について,この分野の研究報告数データ,2001年以降の文献で取り扱われた非破壊評価技術の内訳データをそれぞれ示し紹介した。次に,紫外分光法による非破壊評価について,反射光学系により測定可能な減衰全反射(ATR)分光法の事例を紹介した。また,近赤外分光法(NIR)による非破壊評価について,6つの利点を挙げ紹介するとともに,小型ラインに拡散反射測定方式の非破壊計測機器を組み込んだ選果機の写真を示し,トマトの評価に応用した例を紹介した。

シソーラス用語： *食品 ,  *非破壊検査 ,  *紫外線 ,  *近赤外線 ,  *ATR分光法 ,  試験装置 ,  食品成分 ,  農薬 ,  トマト
準シソーラス用語： *紫外光 ,  *近赤外 ,  *NIR分光法 ,  事例紹介 ,  選果機

分類 (1件)： 食品の分析  (FJ01030U)

引用文献 (16件)：

• 後藤剛喜(2016)遠紫外分光法の基礎と化学分析への応用,ぶんせき,3,90-96.
• X. S. Chai, Q. Hou, J. Y. Zhu, W. Ban (2003) Online monitoring of alkali, sulfide, and dissolved lignin during wood pulping by attenuated total reflection-ultraviolet spectroscopy and flow injection techniques, I&EC Res., 42, 254-258.
• M. Mitsuoka, H. Shinzawa, Y. Morisawa, N. Kariyama, N. Higashi, M. Tsuboi, Y. Ozaki, (2011) Quantitative analysis of ions in spring water in three different areas of Hyogo prefecture in Japan by far ultraviolet spectroscopy. Anal. Sci., 27, 177-182.
• N. Higashi, H. Yokota, S. Hiraki, Y. Ozaki (2005) Direct determination of peracetic acid, hydrogen peroxide, and acetic acid in disinfectant solutions by far-ultraviolet absorption spectroscopy, Anal. Chem., 77, 2272-2277.
• 山本重夫監修,農産物・食品検査法の新展開,第7章紫外線反射スペクトルを利用した化学物質の非破壊検査法,シーエムシー出版

タイトルに関連する用語 (3件)： 食品 ,  非破壊評価 ,  近赤外分光法