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J-GLOBAL ID:201702218905644092   整理番号:17A1079801

マグネター1E2259+586の親星の,随伴する超新星残骸CTB109のすざくによる観測を通じた研究

Study of the progenitor of the magnetar 1E 2259+586 through Suzaku observations of the associated supernova remnant CTB 109
著者 (7件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 40.1-40.10  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マグネター1E2259+586の親星を,随伴する超新星残骸CTB109のすざく観測によって研究結果を報告する。すざくのスペクトルは,空間的に積分されたもの,空間的に分解されたもの,のいずれも,二成分プラズマモデルによってうまく記述できたが,これはこの超新星残骸の北西部分に関してChandraが得た結果を再確認するものである。熱い成分は温度~0.7keVをもつが,リバースショックによって加熱された星のイジェクタとして同定できる。何故ならその寄与は超新星残骸の中心方向に向かって増大するからである。冷たい成分は,温度~0.25keVをもつが,衝撃波を受けた星間物質として同定できる。熱い成分のNe,Mg,Si,Sの存在度は,これらの同定(の正しさ)を支持する。冷たい成分とより熱い成分の全質量は,各々220±40M,42±11Mと推定される。超新星残骸はSedov-Taylor相にあるように断熱的に膨張していると判断される。正準Sedovモデルによって1.0×1051ergと推定される爆発エネルギーは,コア崩壊超新星爆発に典型的なものである。熱い成分がイジェクタとともに星風によって親星から失われる物質を含むと仮定すると,1E2259+586は非常に重い星に起源をもつと推測される。(翻訳著者抄録)
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