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J-GLOBAL ID：201702219247107499   整理番号：17A0504193

エンジニアリング・デザイン能力を高めるためのPBL

著者 (6件)： 別府俊幸 (松江工業高等専門学校) ,  原元司 (松江工業高等専門学校) ,  箕田充志 (松江工業高等専門学校) ,  淺田純作 (松江工業高等専門学校) ,  田邊喜一 (松江工業高等専門学校) ,  幸田憲明 (松江工業高等専門学校)
資料名： 工学教育  (Journal of JSEE)
巻： 65  号： 1  ページ： 1_32-1_39(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： L4363A  ISSN： 1341-2167  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エンジニアリング・デザインは「クライアント要求と製品が満たさなければならない制約を入力として,設計情報を出力とするプロセス」となる.ここで設計情報とは,製品やシステムを生産するために,あらかじめデザインされたすべてである.いうまでもなく,現代の製品やシステムは,工場や現場で生産される以前にデザインされている.つまり生産とは「設計情報および材料やパーツ,アセンブリなどを入力として,製品やシステムを出力するプロセス」である.このように考えればエンジニアリング・デザインの目標は「クライアント要求をより高い水準で達成し,かつ高い信頼性を有する設計情報を生み出すこと」となる.松江高専専攻科では,エンジニアリング・デザイン知識教育と設計情報開発PBLを組み合わせたデザイン教育カリキュラムを,2005年より段階的に整備してきた.本稿では,それぞれのPBLを紹介し,教育経験をまとめる.

シソーラス用語： *インダストリアルデザイン ,  *学校教育 ,  問題解決 ,  要求仕様 ,  専門学校 ,  カリキュラム ,  能力開発 ,  制約条件 ,  開発
準シソーラス用語： *エンジニアリングデザイン ,  *PBL【学習】 ,  設計情報 ,  高専 ,  教育カリキュラム

著者キーワード (6件)： 工学教育 ,  エンジニアリング・デザイン ,  PBL ,  Engineering Education ,  Engineering Design ,  Problem Based Learning

分類 (1件)： 工業・技術設計  (HA05000Q)

引用文献 (17件)：

• 1) 藤本隆宏 : 日本のもの造り哲学, 日本経済新聞出版社, pp.129-127, 2004
• 2) 別府俊幸 : 工学教育におけるエンジニアリング・デザイン教育, 工学教育, 59-4, pp.72-79, 2011
• 3) 別府俊幸 : エンジニアリング・デザイン理解を深めるための知識教育, 工学教育, 62-1, pp.4-9, 2014
• 4) 別府俊幸, ほか9名 : 松江高専専攻科におけるエンジニアリング・デザイン教育, 第6回ワークショップ「エンジニアリング・デザイン教育」, 日本工学教育協会, pp.32-38, 2012
• 5) 中尾政之 : 失敗百選, 森北出版, 2005

タイトルに関連する用語 (4件)： エンジニアリング ,  デザイン ,  能力 ,  PBL