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J-GLOBAL ID:201702219925565764   整理番号:17A1424700

味覚感受性の加齢依存的変化における末梢味覚系の関与【Powered by NICT】

Participation of the peripheral taste system in aging-dependent changes in taste sensitivity
著者 (4件):
資料名:
巻: 358  ページ: 249-260  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0919A  ISSN: 0306-4522  CODEN: NRSCDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究は,加齢が味覚感受性を変化させることを示した。しかし,味覚感度の変化に影響する因子は不明のままである。味覚感受性の加齢に伴う変化の原因を調べるために,著者らは若齢および老齢マウスにおける末梢味覚検出システムを比較した。最初に,味覚感度は,行動アッセイを用いて年齢に応じて変化するかどうかを検討した。塩味及び苦味に対する味感受性は加齢とともに減少することを確認した。他のアッセイでは,塩味および甘味に対する味覚神経応答は加齢とともに有意に増加したが,苦味には変化しなかった。味覚神経応答のプロファイルは,行動応答のプロファイルとは一致しなかった。次に,味蕾における味覚関連分子の発現を評価した。代表的な味覚受容体の発現における見かけ上の差異が,二つの年齢群の間で観察されなかったが,シグナル伝達エフェクターのmRNA発現は,わずかではあるが有意に高齢マウスで低下した。味らい細胞のターンオーバー速度の有意差は二年齢群の間で観察されなかった。は加齢に伴う味覚関連分子の発現と味らい細胞のターンオーバー速度の大きな減少を観察しなかった。これらの知見に基づいて,著者らは加齢に伴う味覚感受性の変化は末梢味覚器官の老化関連分解によるものではないと結論する。一方,味覚応答を修飾するいくつかの血清成分の濃度は年齢と共に変化した。,血清成分のような味覚シグナル修飾因子は,味覚感受性における加齢関連変化に寄与する役割を果たしている可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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