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J-GLOBAL ID：201702220466874967   整理番号：17A0776503

偏極⁴He⁺イオンビームによるスピン依存イオン散乱とその応用

Electron-Spin Dependent Surface Scattering of a Polarized ⁴He⁺ Ion Beam

著者 (3件)： 鈴木拓 (物質・材料研究機構) ,  酒井治 (物質・材料研究機構) ,  酒井治 (総合科学研究機構)
資料名： 表面科学  (JSSSJ)
巻： 38  号： 4  ページ： 164-169(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： F0940B  ISSN： 0388-5321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 低速He⁺イオンビームは最表面分析に有用な手段として発展してきたが,スピン偏極⁴He⁺イオンビームの開発はこれをさらに発展させた。He⁺イオンのAuger中性化確率はスピン間で異なることを利用して,偏極He⁺イオンビームを用いた表面スピン分析が行われる(スピン偏極イオン散乱分光法(SP-ISS))。SP-ISSによる表面磁性分析,スピン軌道相互作用,異常なスピン・軌道結合の起源について解説した。

シソーラス用語： *ヘリウム ,  *イオン ,  *ヘリウム4 ,  *イオンビーム ,  *スピン分極 ,  依存性 ,  *イオン散乱 ,  表面分析 ,  Auger効果 ,  イオン散乱分光法 ,  スピン-軌道相互作用 ,  表面磁性 ,  低速イオン散乱 ,  Pauli原理
準シソーラス用語： スピン依存性 ,  *ヘリウムイオン ,  ヘリウムビーム

著者キーワード (10件)： low-energy ion scattering ,  electron spin ,  surface magnetism ,  spin-orbit coupling ,  virtual electron-transfer intermediate state ,  low-energy ion scattering ,  electron spin ,  surface magnetism ,  spin-orbit coupling ,  virtual electron-transfer intermediate state

分類 (3件)： 電子ビーム,イオンビーム  (BD02030F) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E) ,  その他の粒子による反応・散乱  (BG04080F)

引用文献 (15件)：

• 1) H.H. Brongersma, D. Draxler, M. de Ridder and P. Bauer: Surf. Sci. Rep. 62, 63 (2007).
• 2) T. Suzuki and Y. Yamauchi: Surf. Sci. 602, 579 (2008).
• 3) T. Suzuki and Y. Yamauchi: Nucl. Instrum. Methods. Phys. Res., Sect. A 575, 343 (2007).
• 4) T. Suzuki and Y. Yamauchi: Phys. Rev. A 77, 022902 (2008).
• 5) T.T. Suzuki, H. Kuwahara and Y. Yamauchi: Surf. Sci. 605, 1197 (2011).

タイトルに関連する用語 (5件)： 偏極 ,  イオンビーム ,  スピン ,  イオン散乱 ,  応用