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J-GLOBAL ID：201702220809233740   整理番号：17A0651708

食料資源としての水産タンパク質研究 細胞外マトリックスのタンパク質

Recent Fish Protein Research as Food Materials Proteins in the Extracellular Matrix

著者 (1件)： 水田尚志 (福井県大 海洋生物資源)
資料名： Foods & Food Ingredients Journal of Japan  (Foods & Food Ingredients Journal of Japan)
巻： 222  号： 2  ページ： 98-108  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： S0046A  ISSN： 0919-9772  CODEN： FFIJER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 魚類,甲殻類,クラゲ類,イカ類,二枚貝類のコラーゲン(CL)について,基礎的性状と回収法を紹介した。魚類CLは食品や化粧品などの原料として実用化されており,それらの分子種,回収法と利用状況を述べた。しかし,無脊椎動物のCL利用は未だ限られているが,甲殻類,刺胞動物,頭足類,二枚貝類,脊索動物について,既知の分子種と回収方法を紹介した。後者の利用を拡大するためには,原料安定供給のためのシステム構築と,効率的な回収工程の確立による低コスト化が必要である。ここでは特に,ナマコ類の真皮中の非CLタンパク質について解説した。

シソーラス用語： *水産資源 ,  タンパク質 ,  魚類 ,  甲殻類 ,  ヒドロ虫類 ,  軟体動物 ,  二枚貝類 ,  *コラーゲン ,  性質 ,  回収 ,  化学種 ,  供給 ,  ナマコ ,  真皮 ,  *利用
準シソーラス用語： 細胞外蛋白質 ,  クラゲ ,  分子種 ,  安定供給 ,  資源利用

分類 (3件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  食品蛋白質  (FJ09020N) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

引用文献 (93件)：

• 林利彦,細胞,21,3-7(1989).
• 林兼産業株式会社,エラスチン高含有可溶性ペプチドおよびその製造方法,特開2007-151453,2007-06-21.
• 八洲商事株式会社,エラスチン含有可溶性ペプチド及びその製造方法,特開2010-241708,2010-10-28.
• S. Mizuta, Y. Koizumi, S. Inoue, C. Someya, M. Hosoi, Y. Yokoyama and R. Yoshinaka, Fish. Sci., 79, 833-839(2013).
• 水田尚志,日本水産学会誌,71,667-670(2005).

タイトルに関連する用語 (4件)： 食料資源 ,  タンパク質 ,  研究 ,  細胞外マトリックス