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J-GLOBAL ID：201702220947648096   整理番号：17A1009089

補色系淡色化フレームシーケンシャルからRGB映像への変換処理

Conversion Processing from Complementary Pastel Colored Frame Sequential to RGB Video

著者 (3件)： 本間詳和 (成蹊大 大学院理工学研究科) ,  粟野直之 (成蹊大 大学院理工学研究科) ,  杉山賢二 (成蹊大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 144(IMQ2017 5-12)  ページ： 1-4  発行年： 2017年07月14日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 各フレームをR,G,Bの中の1色のみとしたシーケンシャルカラー方式がある。これは高彩度部分でも輝度の解像度低下が起こらない。この映像は各フレーム1色のみのため,表示するには欠損色を補間する必要がある。しかし,異色間動き推定は,特に高彩度部分で容易で無かった。この問題を解決するために,各フレームに白色成分を加える原色系淡色,純粋な白色から各原色を減算した補色系淡色を用いたフレームシーケンシャル映像を提案した。本報告では,補色系淡色化フレームシーケンシャル映像からRGB映像への変換処理の動き推定処理,フレーム内処理を変え,補間性能やR,G,B再現性を調べた。さらに,フレーム内色間予測処理ではメディアンフィルタのフィルタサイズを画素単位で切り替えることで優れた性能が得られることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： 画像処理 ,  *色信号 ,  動画像 ,  画像符号化 ,  彩度 ,  輝度 ,  フレーム ,  動き推定 ,  メディアンフィルタ ,  *動き補償 ,  *表示 ,  三次元ディスプレイ ,  色空間 ,  *RGB
準シソーラス用語： *フレームシーケンシャル方式 ,  画像フレーム

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (6件)：

• 杉山賢二:[特別講演]「シーケンシャルカラー方式の撮像及び伝送への応用」映情技報,Vol.35,No.10,BCT2011-30,pp.1-6,2011.2
• 岡田侑樹,相良直哉,杉山賢二:「シーケンシャルカラー画像のための複数プレーン適応型動き推定」,PCSJ2012,P4-10,pp.63-64,2012.10
• 杉山賢二,本間詳和,粟野直之:「淡色化フレームシーケンシャル映像とその性能」,信学技報,Vol.116,No.369,IMQ2016-19,pp.19-24,2016.12
• 杉山賢二,「シーケンシャルカラー方式の動画像フォーマットへの応用」,電子情報通信学会 イメージメディアクウォリテイ研究会,IMQ2010-004,pp.25-30,2010.5
• Y. Okada, N. Sagara, K. Sugiyama: ′′Motion Estimation for Sequential Color Video Using Multi-References of Color Plane′′, Proceedings of International Workshop on Advanced Image Technology (IWAIT2013), P4-16, Jan. 2013

タイトルに関連する用語 (5件)： 補色系 ,  淡色 ,  シーケンシャル ,  RGB ,  映像