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J-GLOBAL ID：201702221237310257   整理番号：17A1802378

施設・電気設備 感潮河川下の地下鉄潜函トンネルの塩害対策工事

著者 (2件)： 亀井啓太 (東京地下鉄) ,  角田隆太 (東京地下鉄)
資料名： JREA (Japan Railway Engineers’ Association)  (JREA (Japan Railway Engineers' Association))
巻： 60  号： 12  ページ： 41824-41827  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： S0079A  ISSN： 0447-2322  CODEN： JRENA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京地下鉄(東京メトロ)のトンネル区間では,特に感潮域河川下において漏水中の塩化物イオン濃度が高いため,塩害による劣化を生じている箇所が存在する。東京メトロでは,それらの箇所に対して調査を行い,対策の方針を定めている。本稿では,はじめに東京メトロにおける塩害対策の基本的な方針(塩害対策区間の捉え方,現地判断・施工の基本的な流れ,対象とする補修範囲,補修工法の種類)について述べた。次いで,隅田川の河川底部を横断する東京メトロ東西線茅場町駅~門前仲町駅間の潜函トンネルで実施した塩害対策工事(塩害影響範囲の特定手法として硝酸銀噴霧法を採用したほか,埋設型犠牲陽極材を用いた電気防食工と,断面修復工を組み合わせた対策工事)について報告した。

シソーラス用語： 災害対策 ,  *塩害 ,  *鉄道トンネル ,  *地下鉄道 ,  感潮河川 ,  鉄道経営 ,  企業政策 ,  経営政策 ,  *設備保全 ,  故障診断 ,  安全対策 ,  安全管理 ,  工事計画
準シソーラス用語： *塩害対策 ,  劣化診断 ,  東京メトロ

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  鉄道輸送・サービス一般  (TC01010R)

引用文献 (5件)：

• 瀬筒新弥,山本努:河川を横断する地下鉄潜函トンネルの塩害対策,トンネル工学報告集,Vol.20, pp.395-402, pp.395-402, 2010
• 山本努,武藤義彦,小椋紀彦,葛目和宏,大即信明: 地下鉄トンネルにおける塩害発生条件の検討,コンクリート構造物の補修・補強・アップグレード論文報告集,Vol.11, pp.147-154,2011
• 武藤義彦,小西真治,諸橋由治,仲山貴司,牛田貴士,葛目和宏,大即信明:地下鉄箱型トンネルの塩害範囲に関する研究,第24回トンネル工学研究発表会,2014
• 武藤義彦,大泉政彦,諸橋由治,葛目和宏,大即信明:地下鉄トンネルを対象とした塩害対策工の検討,日本材料学会 コンクリート構造物の補修・補強・アップグレードシンポジウム,2014
• 武藤義彦,大即信明,岸利治:硝酸銀噴霧法を用いた地下鉄トンネルの塩害影響範囲の特定手法の開発,日本材料学会 コンクリート構造物の補修・補強・アップグレードシンポジウム,2014

タイトルに関連する用語 (8件)： 施設 ,  電気設備 ,  感潮河川 ,  地下鉄 ,  潜函 ,  トンネル ,  塩害対策 ,  工事