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J-GLOBAL ID：201702221302057041   整理番号：17A0568738

4点曲げ疲労実験によるアスファルト混合物のき裂伝播特性に関する基礎的研究

著者 (5件)： 尾谷力 (群馬工業高等専門学校 専攻科) ,  柳井悠也 (群馬工業高等専門学校 専攻科) ,  木村清和 (群馬工業高等専門学校 環境都市工学科) ,  高橋修 (長岡技術科学大学大学院 環境社会基盤工学専攻) ,  清水忠昭 (福田道路株式会社)
資料名： 土木学会論文集 E1(舗装工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. E1 (Pavement Engineering) (Web))
巻： 72  号： 3  ページ： I_211-I_218(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0106B  ISSN： 2185-6559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 応力制御による4点曲げ疲労試験(B018T)を実施して,アスファルト混合物のき裂伝播特性について検討した.B018T試験において,応力低下より推定されるき裂長さと実際に測定したき裂長さには同じ傾向があること,および試験より求めた破壊回数後におけるS-N曲線の傾きとき裂長さの傾きには一定の関係があることが判明した.温度によるき裂伝播特性への影響については,10°C以下の弾性挙動が顕著な温度域においては破壊力学パラメータΔKとき裂進展速度にParis則が成立することが確認された.また,アスファルトバインダの違いによるき裂伝播特性の差異についても検討し,考察を加えた.(著者抄録)

シソーラス用語： *アスファルト混合物 ,  亀裂伝搬 ,  疲れ試験 ,  曲げ試験 ,  長さ ,  SN曲線 ,  温度 ,  速度 ,  法則 ,  粘結剤 ,  Paris則 ,  アスファルトバインダ ,  亀裂長さ ,  四点曲げ試験 ,  亀裂伝搬速度 ,  機械的性質
準シソーラス用語： *疲れ亀裂 ,  亀裂進展速度

著者キーワード (4件)： fatigue crack ,  crack growth rate ,  asphalt concrete ,  crack gauge

分類 (1件)： アスファルト舗装,たわみ性舗装  (RC04040R)

引用文献 (6件)：

• 1) (社)日本道路協会:舗装調査・試験法便覧,pp.[3]166-175,2007.6.8初版
• 2) Lee, S., Zi, G., Mun, S., Kong, J., Choi, J. : Probabilistic prognosis of Fatigue crack growth fot asphalt Concretes, Engng Fract Mech, 141, pp. 212-229, 2015.
• 3) 岡本弘之 : 線形破壊力学入門, 培風館, p. 16, 1976.
• 4) 柴田善央, 平島健一 : 面内・面外荷重下のクラックまたは直線状剛体介在物を有する粘弾性体の応力,変位解析, 日本機械学会論文集(A編), 62巻 596号, pp. 1001-1007, 1996.
• 5) 石田誠 : き裂の弾性解析と応力拡大係数, 培風館, p. 179, 1976.

タイトルに関連する用語 (6件)： 曲げ疲労 ,  実験 ,  アスファルト混合物 ,  き裂 ,  伝播特性 ,  基礎的研究