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J-GLOBAL ID：201702221304070308   整理番号：17A0218748

ナノ閉込め水の性質に関する温度依存性 セメント系材料への適用

Temperature Dependence of Nanoconfined Water Properties: Application to Cementitious Materials

著者 (7件)： BONNAUD Patrick A. (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  MANZANO Hegoi (Univ. the Basque Country, Bilbao, ESP) ,  MIURA Ryuji (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  SUZUKI Ai (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  MIYAMOTO Naoto (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  HATAKEYAMA Nozomu (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  MIYAMOTO Akira (Tohoku Univ., Miyagi, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 21  ページ： 11465-11480  発行年： 2016年06月02日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,水分子交換が阻害される(一定の含水量/密度)閉鎖細孔モデルを考慮することによって一層低い範囲(非透過性)を調べた。また,先に調べた開放細孔モデル(高透過性)に対しシミュレーション研究を低温(100K以下)に拡張した。このように開放と閉鎖細孔モデルの組合はセメントに基づくインフラに重要なセメントペーストの凍結融解損傷を一層良く理解する価値ある分子規模の情報を提供した。事実,開放細孔モデルは水圧(水の緻密化)効果をシミュレーションし,流体秩序(または結晶相が細孔ネットワークに形成されるならば結晶化圧)の増加が誘起する圧力を閉鎖細孔モデルはシミュレーションした。先の実験,理論及びモデリング研究はこれらの二種類の圧力間の競争を示した。実験条件に依存して一方の圧力が他方の圧力以上に支配的である。更に,構造特性と動特性は温度の関数としてカルシウム-ケイ酸塩-水和物ナノポアの拘束溶液(水とカルシウムイオン)状態について有用情報を提供するのでそれらも調べた。

シソーラス用語： 材料 ,  *セメント質 ,  *閉込め ,  *水分子 ,  温度依存性 ,  *コンクリート ,  ケイ酸カルシウム ,  水和物 ,  水和反応 ,  細孔 ,  セメントペースト ,  間隙水 ,  凍結 ,  間隙水圧 ,  相転移 ,  液相 ,  ガラス転移 ,  拡散係数 ,  分子モデル ,  シミュレーション ,  モンテカルロ法 ,  分子動力学 ,  凍結融解 ,  構造特性 ,  動特性 ,  透水性 ,  含水量 ,  緻密化 ,  固相 ,  結晶化 ,  ポテンシャルエネルギー ,  Arrheniusの式 ,  セメント系材料 ,  液液相転移 ,  持続可能性 ,  分子シミュレーション ,  Vogel-Fulcher-Tammann方程式 ,  ケイ酸カルシウム水和物 ,  ナノ細孔 ,  相 ,  エネルギー ,  力学量
準シソーラス用語： Vogel-Fulcher-Tammannパラメータ ,  カルシウムシリケート水和物 ,  ナノポア ,  *ナノ閉込め ,  結晶相 ,  細孔水 ,  水透過性 ,  損傷機構 ,  破壊過程 ,  閉込め効果

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ閉込め ,  性質 ,  温度依存性 ,  セメント系材料