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J-GLOBAL ID：201702221838490550   整理番号：17A0488599

カルボラン酸-最強の酸を用いる弱塩基のプロトン化-

Carborane Acid: Protonation of the Weakest Bases by the Strongest Acid

著者 (1件)： 鶴巻英治 (東京工大)
資料名： 有機合成化学協会誌  (Journal of Synthetic Organic Chemistry, Japan)
巻： 75  号： 4  ページ： 360-361  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： F0383A  ISSN： 0037-9980  CODEN： YGKKAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 単一成分の酸の中で最強の酸である炭素とホウ素とからなるクラスタであるカルボラン酸(CB)の化学を紹介した。ホウ素上を徹底フッ素化したH[CHB₁₁F₁₁]がカルボラン酸のなかでも最高酸性度を示す,単一成分の酸の中で現存最強の酸である。これらの知見を基礎として,CBを用いる不安定カチオンの合成と構造解析を行った。

シソーラス用語： カルボラン誘導体 ,  カルボラン ,  *酸性度 ,  構造解析 ,  *アニオン ,  *対イオン効果
準シソーラス用語： *カルボラン酸

分類 (1件)： 酸  (CD01020O)

引用文献 (10件)：

• 1) G. A. Olah, G. K. S. Prakash, J. Sommer, <i>Superacids</i>, John Wiley & Sons, Inc., New York, 1985
• 2) For recent reviews, see: (a) C. A. Reed, Chem. Commun., 2005, 1669
• (b) C. A. Reed, Acc. Chem. Res., 43, 121 (2010)
• (c) C. A. Reed, Acc. Chem. Res., 46, 2567 (2013)
• 3) M. Juhasz, S. Hoffmann, E. S. Stoyanov, K.-C. Kim, C. A. Reed, Angew. Chem. Int. Ed., 43, 5352 (2004)

タイトルに関連する用語 (4件)： カルボラン ,  酸 ,  塩基 ,  プロトン化