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J-GLOBAL ID:201702223772870932   整理番号:17A0015955

オホーツク海における過去20万年間の古地磁気伏角の変化と永久非軸対称双極子場との関係

Paleomagnetic inclination variations during the last 200 kyr in the Okhotsk Sea and their relation to persistent non-axial-dipole field
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巻: 68  号: Nov  ページ: 68:174 (WEB ONLY)  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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海底堆積物を用いた古地磁気強度の研究は,強度変動に1万年以上の時間尺度の変動が含まれていることを明らかにした。対照的に,そのような時間尺度での方向性のある永年変化はほとんど研究されていない。本論文では,オホーツク海の9地点の堆積物コアを用いて,千年以上の時間尺度での伏角変動を研究する。相対的な古地磁気強度と磁化率を,コア間相関と年齢推定に用いた。個々のコアの平均伏角は,地点の緯度における地心軸双極子(GAD)場の平均伏角に近い。最近20万年の積重ねた伏角曲線では,約25~45,75~90,110~135,および185~200kaで間隔をあけながら浅い伏角となっていた。これらは,太平洋赤道域西部で過去に報告された負の方向への伏角シフトと同期しており,また一般的な古地磁気強度低下と時期的に一致している。オホーツク海と太平洋赤道域西部はともに永久非軸対称双極子(NAD)場において外向きの磁束の領域内にあり,同期した伏角のシフトには,GADが弱かった時にNAD場が大きく寄与していた可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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古地磁気・岩石磁気 
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