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J-GLOBAL ID:201702224172211645   整理番号:17A0386287

いくつかの3d-遷移金属元素のフレーム原子吸光分析での多波長高分解スペクトロメータを利用する内部標準法の適用

Application of Internal Standard Method for Several 3d-Transition Metallic Elements in Flame Atomic Absorption Spectrometry Using a Multi-wavelength High-resolution Spectrometer
著者 (3件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 217-222(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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筆者らは,スチール材料中の3d-遷移金属の分析精度を改良するために,同時内部標準法をフレーム原子吸光分析(FAAS)で調べた。このために,一次放射線源としての高照度キセノンランプと高分解能EchelleモノクロメータからなるFAASの新規スペクトロメータシステムが用いられ,分析線の内部標準線の吸収の見積もりを可能にするいくつかの吸収線の同時測定が約0.3nmの波長幅で行われた。内部標準元素と吸収線の選択のためのいくつかの基準を検討して,ルテニウム,ロジウム,又はパラジウムの白金族元素が,チタン,鉄,及びニッケルなどの3d-遷移金属の定量のための内部標準としてこれらの吸収線の適切な対の同時測定に相応しいことが示唆された。分析線の内部標準線に対する吸収比が測定されるとき,試料溶液の吸引量と一次光源の短期ドリフトの変動などの吸収シグナルのいくつかの変数が,補正されて低減された。典型的な試験試料として選択されたTi-Pd,Ni-Rh,及びFe-Ru系でのシグナル応答の繰り返し性が,内部標準法の有り無しの両方で調べられ,空気-アセチレンフレームよりも亜酸化窒素-アセチレンフレームを用いるFAASで内部標準法が適用されるとき,よりよい精度をもたらした。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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無機物質中の元素の物理分析 
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