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J-GLOBAL ID：201702224347924759   整理番号：17A1017173

明確に定義されたオスミウム-クピン錯体: 超安定人工オスミウムペルオキシゲナーゼ

A Well-Defined Osmium-Cupin Complex: Hyperstable Artificial Osmium Peroxygenase

著者 (9件)： FUJIEDA Nobutaka (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NAKANO Takumi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TANIGUCHI Yuki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  ICHIHASHI Haruna (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SUGIMOTO Hideki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MORIMOTO Yuma (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NISHIKAWA Yosuke (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KURISU Genji (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  ITOH Shinobu (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 14  ページ： 5149-5155  発行年： 2017年04月12日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Thermotoga maritima由来クピンファミリー蛋白質TM1459とオスミウムの錯体を原子レベル分解能で結晶構造解析により分子特性化し,さらに構造安定性をDSCおよびCDスペクトルより評価した。Os結合TM1459のペルオキシゲナーゼ機能を等価H₂O₂を用いたアルケンのジヒドロキシル化反応と部位特異変異体を用いて詳細検証し,OsイオンのTM1459への非特異的結合は観察されなかったが,高ターンオバーアルケンジヒドロキシル化を媒能を明らかにした。Os-TM1459錯体はクピンフォールディングの熱安定性を強化し,基質選択性を保持した状態で触媒活性を増強し,また部位特異的変異体による進化指向性戦略により更なる構造最適化が可能である。

シソーラス用語： *鉄タンパク質 ,  *オスミウム錯体 ,  *ペルオキシドオキシドレダクターゼ ,  細菌 ,  結晶構造解析 ,  部位特異的変異誘発 ,  構造最適化 ,  安定性 ,  分子設計 ,  人工酵素 ,  Thermotoga maritima ,  配座安定性 ,  微生物 ,  改変
準シソーラス用語： *クピン ,  *ペルオキシゲナーゼ ,  立体配座安定性

分類 (1件)： 酵素の応用関連  (EB09100B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 定義 ,  オスミウム ,  錯体 ,  人工