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J-GLOBAL ID：201702224651348672   整理番号：17A0025084

協調ITSにおける道路の役割

著者 (1件)： 大口敬 (東大 生産技研)
資料名： 道路建設
号： 760  ページ： 24-27  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： F0433A  ISSN： 0287-2595  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の高速道路におけるETC利用率は90%を超え,1996年にサービスが開始されたVICSも広く普及している。それから20年以上経過し,無線LAN,携帯電話,電子決済,ICカードなど,日常生活に広範に情報通信技術(ICT)が普及している。いまやITS(Intelligent Transport System)は,「相互に通信で密に情報が共有された環境下における移動の安全・安心・円滑を確保・向上させるために,技術,社会・経済制度全般を対象としたイノベーション」とすべきである。本稿は,筆者らによる「提言」の概要を紹介し,協調ITSの6つの発展軸とその将来,分野横断的な考慮事項について記した。また,協調ITSを前提として,道路の役割がどう変わるか,どのような機能を果たす必要があるか,道路の階層性と高速道路に先行導入することが見込まれる自動運転技術を例として考察した。

シソーラス用語： *ITS【交通】 ,  計算機利用システム ,  情報システム ,  交通情報 ,  情報技術 ,  通信技術 ,  無線LAN ,  携帯電話 ,  取引 ,  ICカード ,  情報共有 ,  技術革新 ,  自動運転 ,  自動車 ,  *道路 ,  *階層構造
準シソーラス用語： ETC【交通】 ,  VICS ,  イノベーション ,  *協調ITS ,  自動運転車 ,  情報通信技術 ,  電子決済

分類 (2件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O) ,  ドキュメンテーション  (JA01030X)

引用文献 (4件)：

• http://www.mlit.go.jp/road/yuryo/
• 坂井、吉田、大口、須田、池内、中野、大石、小野、鈴木、平沢、和田、杉町、鄭、霜野:安全・持続可能な交通社会の実現に向けた協調ITSの提言、生産研究、Vol.68、No.6、pp.461-469、2016年11月
• http://www.jste.or.jp/Activity/h24-26.pdf
• http://www.nilim.go.jp/lab/qcg/japanese/2reserch/1field/36smoothingsag/

タイトルに関連する用語 (3件)： 協調ITS ,  道路 ,  役割