文献

J-GLOBAL ID：201702224715246919   整理番号：17A1815445

Soot:微粒子の科学と技術 IV 気相中における非球形粒子の生成・成長のモデル化

Soot: Science and Technology on Particulate Matter IV-Modeling of Generation and Growth of Non-Spherical Particles in Gas Phase

著者 (1件)： 藤本敏行 (室蘭工大 大学院工学研究科)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 59  号： 190  ページ： 272-281  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 気相中の粒子生成および成長のモデル化は,種々の科学技術分野で重要である。エアロゾル粒子の運動や凝集に関する理論は,球形粒子を仮定して発展してきている。はじめにエアロゾル粒子の運動の基礎として,球形粒子の運動,エアロゾル粒子のブラウン運動,エアロゾル粒子の凝集について簡単に解説した。さらに,粒子の生成と成長機構およびモデル化について述べた。次に,基礎的な球形粒子の場合の粒子径分布,球形粒子の一般動力学方程式(GDE),球形粒子の成長のモデル化に用いられるDiscrete-Sectionalモデルについて説明した。最後に燃焼で生成する煤のような複雑な形状の非球形粒子の表現とモデル化について,以下を解説した。1)粒子体積と表面積による表現,2)非球形粒子のGDE,3)二次元Sectionalモデル,4)二次元Discrete-Sectionalモデル。

シソーラス用語： *粒子 ,  粒子生成 ,  *成長 ,  計算機シミュレーション ,  運動論的方程式 ,  モデル ,  煤 ,  凝集 ,  核形成 ,  表面積 ,  *エアロゾル ,  粒度分布 ,  反応速度 ,  焼結 ,  化学反応 ,  濃度 ,  形態 ,  非球面粒子 ,  *粒子成長 ,  離散モデル ,  凝集速度 ,  体積濃度 ,  粒子形状 ,  球状粒子 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *非球形粒子 ,  球形粒子

分類 (2件)： エーロゾル  (CB11030Y) ,  燃焼一般  (XE04010W)

引用文献 (18件)：

• 1. Nakaso, K., Fujimoto, T., Seto, T., Shimada, M., Okuyama, K., Lunden, M.M., Aerosol Sci. Technol. 35: 929-947 (2001).
• 2. 藤本敏行,空閑良壽,エアロゾル研究 25: 309-314 (2010).
• 3. 辻将之,瀬戸章文,大谷吉生,エアロゾル研究 25: 315-322 (2010).
• 4. 中曽浩一,島田学,奥山喜久夫,エアロゾル研究 15: 229-233 (2000).
• 5. Chandrasekhar, S., Rev. Modern Phys. 15: 1-89 (1943).

タイトルに関連する用語 (6件)： 微粒子 ,  科学 ,  気相 ,  球形粒子 ,  成長 ,  モデル化