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J-GLOBAL ID:201702225904128198   整理番号:17A1236522

C型慢性肝炎患者におけるHLA DPB1発現と疾患進行に関連したHLAクラスII領域における新規変異体の同定【Powered by NICT】

Identification of novel variants in HLA class II region related to HLA DPB1 expression and disease progression in patients with chronic hepatitis C
著者 (15件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 1574-1583  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0726B  ISSN: 0146-6615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近の全ゲノム研究はHLAクラスII遺伝子はウイルス性肝炎における重要な役割を果たしている可能性があることを示した。HCV関連肝疾患におけるHLAクラスII遺伝子の遺伝的多型とRNA発現を調べた。研究はHCV関連肝疾患(持続的正常A LTの12:進行性肝疾患のPNALT群と12A LD群)とH CV感染(対照群)無しの26人の患者の24人の患者からなる群で行った。PBMC試料では,HLAクラスII遺伝子(HLA-DPA1,DPB1,DQA1,DQB1,DRB1)のRNA発現をリアルタイムRT-PCRで解析した。さらに,HLAクラスII遺伝子における22の一塩基多型(SNP)とIL28B遺伝子の二SNPは遺伝的分析器(GENECUBE)により遺伝子型を特定した。発現解析では,DPB1レベルは有意に異なっていた。対照群におけるDPB1geneの平均発現レベルは160.0,PNALT233.8群およびA LD群465.0(P<0.01)であった。24のSNPのうち,対立遺伝子頻度はPNALT群間で二のSNP(rs2071025とrs3116996)とA LD群(P<0.01)における統計的に異なった。rs2071025では,TT遺伝子型はA LD群で頻繁に検出し,発現レベルは他の遺伝子型(449.2 vs 312.9, P<0.01)より有意に高かった。rs3116996では,TAまたはTT(非AA)遺伝子型はA LD群で頻繁に検出し,発現レベルは遺伝子型AA(457.1 vs 220.9, P<0.01)より有意に高かった。HLAクラスII遺伝子における遺伝子型同定および発現解析はHLA-DPB1(rs2071025とrs3116996)の二種類のSNPsは,HCV関連肝疾患のRNA発現と進行に有意に相関していたことを明らかにした。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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消化器疾患の薬物療法  ,  遺伝的変異  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  抗ウイルス薬の臨床への応用  ,  消化器作用薬の臨床への応用 

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