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J-GLOBAL ID:201702226973448846   整理番号:17A0309564

エステル化澱粉膜構造を制御することによるマイクロ波加熱中の包装材料から食品への可塑剤の移行の阻害【Powered by NICT】

Inhibition of plasticizer migration from packaging to foods during microwave heating by controlling the esterified starch film structure
著者 (7件):
資料名:
巻: 66  ページ: 130-136  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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食品への包装フィルムからの可塑剤移動は,食品は,包装とマイクロ波で加熱した場合に特に健康への関心を高めることができる。可塑剤マイグレーションを抑制するために,澱粉ベースのフィルムは,種々の置換度(DS)でエステル化された澱粉フィルムの微細構造を制御することによって調製し,フタル酸ジエチル(DEP)を加えた。マイクロ波加熱後のDEP移動,可塑剤と澱粉分子間の相互作用,およびナノメートルスケールでの澱粉膜の凝集構造を調べた。データは,1.81のDSを有するエステル化澱粉膜は他の膜(DS1.17年,1.42年,2.27年,および2.61)と比較して,DEP移動の最低量を持つことを示した。より高いDSを有する澱粉フィルムはB型澱粉散乱パターンと共に増加したX線散乱強度を示した。高DSは膜の結晶及び非晶質領域の両者における秩序とコンパクト性を高め,結晶領域間の距離を増加させた。凝集構造の変化に加えて,DSの増加は澱粉分子の間の分子間相互作用を弱めたが,DEPおよび澱粉エステル分子間の相互作用を増加させた。我々のアプローチは,構造的完全性と分子間相互作用のバランスを提供した。可塑剤移動は,それらの間の適切な距離とDEPおよび澱粉エステル分子,より良好に構成された結晶構造,およびよりコンパクトで良く秩序化した微小領域凝集構造の間の強い相互作用でエステル化された澱粉フィルムのDSを制御することによって低減することに成功した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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食品包装 

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