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J-GLOBAL ID:201702227234766319   整理番号:17A0615290

自動運転車両と従来車両の混在が相互の走行にもたらす影響の検討

著者 (9件):
資料名:
巻: 2017  号: ITS-68  ページ: Vol.2017-ITS-68,No.3,1-8 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月21日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近い将来における自動運転車の普及が予想されるが,普及過渡期においては,自動運転車とドライバが運転する従来車が混在する状況が生じる。このような状況下では,自動運転車の存在がドライバの運転行動に影響を与えることでスムーズな交通流が阻害され,自動運転車の乗員や人間ドライバのストレスが増加する可能性もある。本研究では,ドライバ属性や自動運転車の運転特性を反映可能な運転挙動モデルの設計を行い,マルチエージェントシミュレータに組込むことで,自動運転車と従来車が混在する環境を再現し,シミュレーションによりその影響を検証する。同モデルは追随走行や希望速度への調整,車線変更などの一般的な運転行動をパラメータで表現可能であり,著名な運転行動モデルであるIDMをベースに開発した。ドライバの運転行動特性としてアグレッシブ,一般的,安全志向の3種類を想定し,多車線の直線道路を対象としたシミュレーションを行い,完全自動運転車と従来車の比率の変化によって,ドライバ属性ごとの時間平均速度や車間距離,車線変更に関する挙動がどのように変化するかを調査し,影響の定量化を図っている。(著者抄録)
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引用文献 (22件):
  • 内閣官房道路交通ワーキングチーム:第1回道路交通ワーキングチーム・第26回SIP自動走行システム推進委員会合同会議 議事次第資料 3,(オンライン),入手先 <http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/detakatsuyokiban/dorokotsu_dai1/siryou3.pdf> (参照 2017/02/07).
  • 自動車検査登録情報協会:自動車検査登録情報協会自動車保有台数,(オンライン),入手先 <https://www.airia.or.jp/publish/statistics/number.html> (参照 2017/02/07).
  • Goodyear, London School of Economics: A Study on How Drivers Feel about Interacting with Autonomous Vehicles on The Road, (online), available from <http://www.lse.ac.uk/website-archive/newsAndMedia/PDF/AVs-negociating-a-place-on-the-road-1110.pdf> (accessed 2017/02/07).
  • Amazon Technologies, Inc.: LANE ASSIGNMENTS FOR AUTONOMOUS VEHICLES, US Patent 9,547,986 B1 (2017).
  • Space-Time Engineering, LLC: Scenargie 2.1, (online), available from <http://www.spacetime-eng.com/jp/products.html> (accessed 2017/02/08).
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