抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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豆乳の製造工程を解説した。豆乳には豆腐用と飲用豆乳用の2種類がある。飲用豆乳は豆臭と呼ばれる不快な匂いを発生を抑えるためにダイズの摩砕時に加熱し,リポキシゲナーゼを失活させる工程が必要である。また豆腐用の豆乳は,生呉を豆乳とおからに分離する際の加熱順序により生しぼりと加熱しぼりの2種類に分類される。飲用豆乳を製造する際,大豆の浸漬工程を省略しても摩砕条件を適切に設定すれば豆乳の品質低下は少ないことが示されているが,豆腐製造時の浸漬工程省略に関するデータは報告されていない。豆乳製造工程の改良により,様々な加工品への利用が高まると考えられる。