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J-GLOBAL ID:201702227625227983   整理番号:17A1813372

高Tc候補Nd3.5Sm0.5Ni3O8に対するシンクロトロンX線回折と高圧電気抵抗率の研究

Synchrotron X-ray Diffraction and High-Pressure Electrical Resistivity Studies for High-Tc Candidate Nd3.5Sm0.5Ni3O8
著者 (8件):
資料名:
巻: 86  号: 11  ページ: 114605.1-114605.6  発行年: 2017年11月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Ln4Ni3O8(Ln=La,Nd,Sm)は,高Tc銅酸化物と構造・電気類似性が近いため,高Tc超伝導体の候補として大きく注目されている。しかし,Ln4Ni3O8は超伝導体ではなく,半導性挙動を示す。著者らの最近の研究で,Nd3.5Sm0.5Ni3O8は,硫黄でインターカレーション処理し,続いて硫黄のデインターカレーション処理を行うと20-40Kまで金属性挙動を示し,それより低温で弱い半導性の傾向が続くことが明らかにされた。シンクロトロンX線回折実験から,硫黄処理により誘起された構造変化は余分な頂点酸素が除去されて静電的に説明できると示唆される。金属性試料を最高8GPaまで高圧電気抵抗率測定を行い,低温で半導性傾向が増強することを示した。これから,余分な頂点酸素の除去は,本研究の硫黄処理条件では完全に完結しないと示唆される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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酸化物系超伝導体の物性  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 
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