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J-GLOBAL ID:201702227796526766   整理番号:17A1078108

伝統木造T字型仕口の回転めり込み特性と定式化

ROTATIONAL EMBEDMENT CHARACTERISTICS AND FORMULATION OF TRADITIONAL WOODEN T-TYPE JOINTS
著者 (3件):
資料名:
巻: 82  号: 739  ページ: 1403-1411  発行年: 2017年09月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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伝統木造のT字型仕口の静的載荷実験を行い,その回転めり込み特性について検討し,以下の知見・成果を得た。1)実験結果の仕口の中心の動きから回転中心を求め,貫では仕口中心から圧縮側の表面付近まで水平移動した付近に,差鴨居ではほぞの中心を胴付けの下部まで水平移動した付近に位置することが判明した。その位置に回転中心を設定して,回転めり込み復元力を,パステルナーク・モデルにより定式化を行った。2)T字型セットアップを用いて貫と差鴨居について静的載荷を行い,その復元力特性を定式化に基づくシミュレーションを行った。その結果,パラメータを適切に設定すれば,実験結果を精度よくトレースできることが明らかとなった。3)差鴨居については,等価な摩擦係数を用いて,貫と同様な扱いで復元力の評価が可能であることが明らかとなった。
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