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J-GLOBAL ID:201702228247757572   整理番号:17A0980494

ひまわり8号データを用いたエアロゾル同化予測システムの開発

Development of an Aerosol Assimilation/Forecasting System with Himawari-8 Aerosol Product
著者 (2件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 101-107(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: L0641A  ISSN: 0912-2834  CODEN: EAKEEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ひまわり8/9号は最先端放射計を搭載し,観測能力が飛躍的に向上した。気象庁は,黄砂を対象とした予測を04年から行っている。予測は数値モデルを用い,黄砂の発生・輸送・沈着を計算機でシミュレーションしている。本稿は,気象庁・気象研究所が開発を進めているエアロゾル同化予測システムと,ひまわり8号の観測データを用いたシベリア森林火災起源の煙霧に対する同化予測実験の結果を紹介する。ひまわり8号で得られたエアロゾル光学的厚さ(AOT)を同化することで,北海道から東北地方を広く覆ったスモークに対する予測精度の向上が確認できた。今後,同化に用いるデータ領域の拡大,同化頻度の増加,付加情報(例えば,オングストローム指数)を追加することで,さらに予測精度の向上が期待できる。16年米国が打ち上げたGEOS-16にはひまわり8号と同等のセンサが搭載され,全地球を静止軌道から監視できる体制が整いつつある。
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分類 (1件):
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気象学一般 
引用文献 (8件):
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