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J-GLOBAL ID：201702231293883282   整理番号：17A1617596

N_t=10において非摂動的O(α)改良Wilsonフェルミオンを用いた有限温度3フレーバーQCDに対する臨界点相転移

Critical point phase transition for finite temperature 3-flavor QCD with nonperturbatively O(a) improved Wilson fermions at N_t=10

著者 (8件)： JIN Xiao-Yong (Argonne National Lab., Illinois, USA) ,  KURAMASHI Yoshinobu (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  KURAMASHI Yoshinobu (RIKEN Advanced Inst. Computational Sci., Hyogo, JPN) ,  NAKAMURA Yoshifumi (RIKEN Advanced Inst. Computational Sci., Hyogo, JPN) ,  NAKAMURA Yoshifumi (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  TAKEDA Shinji (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  TAKEDA Shinji (RIKEN Advanced Inst. Computational Sci., Hyogo, JPN) ,  UKAWA Akira (RIKEN Advanced Inst. Computational Sci., Hyogo, JPN)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 96  号： 3,Pt.B  ページ： 034523.1-034523.11  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N_t=10の3フレーバーQCDに対する有限温度相構造を臨界点を中心に調べた。これは前論文のN_t=4,6,8の解析を拡張したものである。Iwasakiゲージ作用と非摂動的に改良されたWilson-Cloverフェルミオン作用を用い,磁化とエネルギーのような観測量の混合を含めた有限スケール化を解析した。交差点における尖度の値はN_tの増加とともに増加することが分かり,この問題を解決するために修正した定式を導き,これを尖度相互作用の解析に適用した。その結果,3D Z₂普遍性類を仮定して臨界点を決定した。

シソーラス用語： *量子色力学 ,  非摂動的方法 ,  有限温度の場の理論 ,  *フェルミオン ,  *相転移 ,  臨界点 ,  度
準シソーラス用語： QCD【素粒子】 ,  非摂動論的方法 ,  *Wilsonフェルミオン ,  尖度

分類 (1件)： 強い相互作用の模型  (BF02040W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 摂動 ,  Wilsonフェルミオン ,  有限温度 ,  フレーバー ,  QCD ,  臨界点 ,  相転移