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J-GLOBAL ID:201702231503745086   整理番号:17A0681835

日本の多様な用途のサツマイモ育種と栽培品種における最近の進歩

Recent progress in sweetpotato breeding and cultivars for diverse applications in Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 3-14(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: Y0311B  ISSN: 1344-7610  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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サツマイモ( Ipomoea batatas (L.) Lam.)は世界の熱帯及び暖温帯地域で栽培される異型交雑六倍体である。サツマイモはその長い歴史の間で飢饉救済作物として重要な役割を果たし,最近健康増進食品として再評価されている。日本では,サツマイモは卓上使用,加工食品ならびにアルコール及び澱粉製品等の広範囲にわたる用途に使用され,国立農業研究機構(NARO)の2つのグループがこれらの用途の品種改良を行っている。サツマイモ育種家はサツマイモ特有の問題を克服するために,花成誘導のための移植及び交雑前の不和合性の確認等の育種過程を利用する。卓上使用に関しては最近高糖度の新品種が発売され,日本の消費者に普及した。高いアントシアニンまたはβ-カロチン含量をもつ新品種が加工食品及び着色剤用途で発売された。原材料として,高アルコール収量の新品種が焼酎スピリッツの生産用に発売された。加えて,高い澱粉収量の新品種と優れた冷蔵保存能の澱粉を含む品種が澱粉生産用に発売された。このレビューは,日本での多様な用途のサツマイモ育種と品種における最近の進歩を取り扱う。(翻訳著者抄録)
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いも類  ,  作物の品種改良 
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