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J-GLOBAL ID:201702231982333320   整理番号:17A1548455

ポリ(I:C)はラット上腸間膜動脈におけるNF B/iNOS経路を介して過剰被曝NOによるドナー誘発弛緩を障害しない【Powered by NICT】

Poly (I:C) impairs NO donor-induced relaxation by overexposure to NO via the NF-kappa B/iNOS pathway in rat superior mesenteric arteries
著者 (4件):
資料名:
巻: 112  ページ: 553-566  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0414C  ISSN: 0891-5849  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究は,Toll様受容体(TLR)を含む血管機能障害と先天性免疫活性化との関連が示唆されているが,詳細な機構は不明のままである。ここでは,ポリ(I:C)[TLR3により認識される合成二本鎖RNA,メラノーマ分化関連遺伝子5(MDA5),及びレチノイン酸誘導遺伝子I(RIG I)]はラット上腸間膜動脈における一酸化窒素(NO)/cGMP関連血管弛緩,緩和の主要カスケードの一つ,に影響するかどうかを検討した。器官培養動脈を用いて,ポリ(I:C)(約1日の30μg/mL)は顕著にニトロプルシドナトリウム(SNP)誘導緩和(対車両)を減少させたことを見出した;これはTLR3阻害剤との共処理により抑制された。8-ブロモ-cGMP(ホスホジエステラーゼ(PDE)-抵抗性cGMP類似体)により誘導された緩和とNO/cGMPシグナル伝達に関連する蛋白質の発現は,車両及びポリ(I:C)処理群間で異ならなかった。PDE(偏微分方程式)はIBMX(非選択的PDE阻害剤)により阻害された場合,SNP誘導緩和はまだ大きくポリ(I:C)処理動脈(対車両)で減少した。ポリ(I:C)は,SNP誘導cGMP産生を減少させたが,増加産生とiNOS発現(対車両)しなかった。ポリ(I:C)によりSNP誘導弛緩の障害はiNOSあるいは核因子-カッパB(NF κB)阻害剤との共処理により抑制された。ポリ(I:C)により誘導されたこの効果は,酸化ストレスとは無関係であるように見えた。SNP誘導緩和は濃度依存的にSNPとのプレインキュベーションによる新鮮単離動脈における減少した。ポリ(I:C)はTLR3,TRIF/TICAM 1,またはホスホIRF3/IRF3の蛋白質レベルを変化させなかった,RIG IとMDA5は有意に上方制御された(対車両)であった。これらの結果は,ポリ(I:C)はNF-κB/iNOS経路により産生されるNOへの過剰曝露を介してラット上腸間膜動脈におけるドナー誘導緩和を阻害しないことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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感染免疫  ,  免疫反応一般 

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